2012年7月13日金曜日

目覚まし時計を修理

 いつ買ったのか分からないほど長く使っている目覚まし時計の調子が悪い。時は普通に刻んでくれるが、起床時間のセットができない。切替えスイッチがうまく作動しないのだ。
 サラリーマンではないので、起きたいときに起きればよい気ままな暮らしだが、ライブのある時だけは別で、原則として歌い始める3~4時間前には目覚めていないと満足な声は出ない。

 やむなく、最近は携帯に内蔵のアラームを代用していたが、普段は枕元に携帯を置かない主義なので、何かと面倒くさい。そこで一念発起、分解修理してみることにした。


 まずはネジを外側から順に6本外す。スライドスイッチの接触が経年で甘くなっているように思えたので、筆でまず埃を払ったあと、カセットテープヘッド掃除用のシンナーを綿棒につけ、接触部分をていねいに掃除する。スイッチのバネ部分も形状を修正した。

 組み立ててみると、見事に復活。買い換えも視野に入れていたので、得した気分。保証書を保存してある箱をひっくり返してみたら、一番底のほうで発見。買ったのは16年前のことだった。
 同じカシオ製で妻が使っている目覚まし時計はもっと古く、22年も前のもの。こちらはなぜか未だに故障知らず。まだまだ使える。デジタル式でも使いようで持つということだ。