月曜から続く前面道路の工事も、さすがに今日は休み。そうでなくても、雨の日は全ての雑音がかき消されてしまう。昨夜は未明まで物書きにふけっていたこともあり、昼過ぎまでひたすら眠っていた。
起きたとたんに妻帰宅。職場の友人に車で送ってもらったそうで、そのまま友人と歓談。「これまでの人生で、どれだけの取引先や人間関係をチョキチョキしてきたか?」という、雨の日に相応しい哲学的ヨタ話に夕方までふける。
「チョキチョキ」、つまりは自らの意思でバッサリ切り捨てることで、多くはフトコロや心身に大きな痛みを伴う行為である。しかし、これなくして我が人生は存続し得なかった。
切り捨てる基準は明確にあって、自らの内にある矜持である。取引先にこれをやると、確実に収入が減る。「あなたの仕事はもうやりませんよ」と突っ張る輩に仕事を発注する相手などいない。我が人生が金銭的には貧乏な一因はここにもありそうだ。
子細は記せないが、仮に書くとするなら、創作としての小説世界くらいしかない。果たしてそんな機会があるのだろうか?