おそらくは途中の経路も同じ状態になっていると思われ、早急に掃除する必要があった。
調べてみたら、買ったのは2010年12月。すでに2年半近くが経っているが、これまで一度も掃除していない。調べてみたら、「40回に1回は掃除せよ」との情報もある。
1日3回入れる我が家の場合、累計でざっと2500回ほど使っていることになり、この基準に当てはめると、60回は掃除する必要があったことになる。いやはや。
メーカー指定の専用クリーナーもあったが、2回分で送料込み400円ほど。ちょっと高い気がし、ネットでいろいろ調べてみた。
すると、クエン酸や酢でも代用可能と知る。珈琲の垢はアルカリ性であり、弱酸性の液体で中和してやればよいとか。
クエン酸は100円ショップで入手可能なことも知る。近所のダイソーに出向き、かなり探して台所用品売場で200g入の品を見つけた。
クエン酸は100円ショップで入手可能なことも知る。近所のダイソーに出向き、かなり探して台所用品売場で200g入の品を見つけた。
1)クエン酸20gを500ccの真水で溶かし、コーヒーメーカーにセット。
2)電源を入れ、水が半分に減ったところでスイッチを切る。
3)そのまま30分放置し、再度スイッチを入れて残りの水を落とす。
4)500ccの真水を入れ、電源を入れて循環させる。これを2度実行。
普通はこれできれいになるはずだったが、なにせ2年半の垢である。1回では落ちず、1)~3)の工程を2度実行し、ポット内部の汚れは菜箸と台所用スポンジを併用し、どうにか除去に成功。
作業終了後、珈琲を入れてみたが、味が劇的に回復していて驚いた。
珈琲→酸性、水垢→アルカリ性、ということで、垢の除去がモロに味に影響するらしい。
ダイソーのクエン酸を使えば、1回分の単価は10円ほどで済む。40回に1回は無理でも、今後せめて月に1回くらいは掃除しましようかと、珈琲好きの妻と話し合ったのだった。