2013年4月8日月曜日

冷蔵庫水漏れ修理

 2月くらいから、冷蔵庫の下端から、時折水がもれるようになった。たいした量ではなく、連続性もないので、雑巾で拭きとってそのままにしておいた。
 3月に入ると、水漏れの間隔が短くなり始めた。中旬から10日おきになり、ついには4日で再発するようになった。

 以前の冷蔵庫も同じ症状で買い換えた記憶がある。漏れるのは下段の野菜庫の下からで、引出しを抜いて調べてみると、奥の壁を伝って上から滴り落ちてくる。


 買って13年にもなる旧式なので、買い換えるいいタイミングかな、と一時は思った。容量的には不自由してないが、年間消費電力が550Kwhと大きい。これを同容量の省エネタイプに切り替えると、年間280Kwh程度。1Kwh=25円で試算すると、年間で7,000円の節約になる。

 ところが、市場にある400L前後の省エネタイプの冷蔵庫が、最安値で10万は下らない。価格だけの単純計算で、元をとるのに15年もかかる。省エネという一点では意味があるが、15年後に生きている保証もなく、すんなり買い換える決心がつかない。
 そもそも「年間消費電力550Kwh」は、標準的な使い方のはず。各種庫内温度設定は、いずれも最低にしてあり、余分なものは一切入れていない。感覚的には80%程度、年間500Kwhも使っていない気がする。
 修理を外注に頼らず、自力でやれないかと、いろいろ調べてみた。すると、同じ症状で悩んでいる人が多数いて、何とかやれそうな感じもした。蒸発器系統の配管詰まりが最も怪しいので、取説を引っ張りだし、冷蔵庫の裏に回って修理を試みた。

 まず蒸発皿を取り外す。写真右上の白い部分が霜取り用の排水管と思われ、ここに50センチくらいの散水用ビニールホースを押し当て、息で強く吹いた。最初はなかなか息が抜けなかったが、何度かやるうち、抜ける感触が。
 蒸発皿を元に戻し、その後様子を見る。対策を施してから丸11日が経ったが、いまのところ水漏れはない。もしかしてビンゴ?

 まだ楽観視はできないが、このまま水漏れがないようであれば、もうしばらく使い続けてもいいような気がだんだんしてきた。