今回大きな入れ替わりはなかったが、24組いるメンバーの大半が出席していた。数人の新メンバーの紹介と、実施要領の再確認などが中心。新たな議題はなく、1時間強でお開きとなった。
チカチカパフォーマーのジャンルはジャグリング、似顔絵、歌、ダンス、切り紙、読み聞かせ、演劇、フリースタイルバスケなど多岐に渡るが、実は大半がプロかそれに近い方々で、他の仕事と兼業で活動している方は、私を含めて数人に過ぎない。
プロとアマの線引は非常に難しい気がするが、自分なりに考えてみた。以下の3つが全て備わっていることが、サラリーマンを含めたあらゆるジャンルでのプロの条件と私は考える。
《収入》《責任》《誇り》
金額の多少はさておき、まず収入がないとプロとはいえない。謝礼の類いを収入と考えるかどうかは難しいが、「税務署が収入とみなすかどうか?」を基準としてはどうか。
次なる条件はプロとしての責任。報酬をいただいても、責任を伴う仕事をしてなければ、とてもプロとはいえない。
大雪の朝にこんなことがあった。ポストに新聞が入ってないので問い合わせたら、雪が深くて玄関まで行けなかったので、外の車の前に置いてきた、との信じられない返答。(調べたら雪の中から見つかった)
私も10代のとき、140軒の家に1年間新聞を配達したが、こんなことは一度もしなかった。お金を貰うプロとしての自覚があれば、雪まみれになってでもポストに届けるべきだろう。
最後の条件はちょっと意外な「誇り」である。お金を貰って無難に仕事をこなしたとしても、プロとしての誇りがなければ精神は疲弊し、いずれ破綻しそうな気がする。これは「責任」と背中合わせの条件かもしれない。
プロとしての技(スキル)は、必須条件ではない気がする。技が多少劣っていてもプロとして立派にやっている人はたくさんいるし、その逆のアマチュアも多数いる。
同様に専業であるか否かも必須条件とはならない。小椋佳が長きに渡って銀行員と歌手との兼業であった例を見れば分かる。
我が身を振り返ってみた場合、デザイナーと物書きは3つの条件をまずまず満たし、過去に実績もあってプロと自己評価していい気がする。弾き語りに関しては趣味の領域にとどめておくのが、身のためだろう。