2012年10月1日月曜日

エマージェンシーキット

 ライブの機材を収納するカバンには、非常時のために準備した小物がいくつか入れてある。

1)ボルト&蝶ナット2組:電子譜面ホルダー用
2)大型クリップ:紙譜面押え用
3)アルカリ単3電池×6本:PA&ミキサー用
4)靴ヒモ:ギターストラップ補助用
5)ビニルテープ:各種補助用
6)500円玉:オリジナルCD販売用


 いずれも何らかのトラブルが発生した際、応急措置として使うもの。蝶ナットは締結時に落としてしまい、紛失した場合に備えて。万一そうなった場合、進行に重大な支障が生じてしまう。
 唯一の例外は500円玉。「千円札しかありません」という買い手に備えたものだが、そもそもまだライブでは1枚も売れていないし、売っていない。ちょっと考え過ぎか?

 この種のキットが登場する場面はないことを祈りたいが、想定される事態は必ず起こると考えておいたほうが無難。以前はギター弦の予備まで持参していたが、過去に歌っていて一度も切ったことがないので、私の場合は必要ないと判断。リストから外した。
 写真にはないが、ギター用のピック、カポの予備も常に持参し、いつでも取り出せるようズボンの右ポケットに入れてある。過去2回、ライブ中にピックが割れ、これが役立った。
 夜、都心でチカチカパフォーマンスの第3期ミーティングがあったが、「エントリー時に時間指定は一切しない」など、いくつか手続き上の変更があった。

 私にとって最も大きかったのは、路上でのオリジナルCD販売が認められたこと。「売上金はいったん事務局に納める」「著作権問題は各自で処理」という制約はあるが、今後ライブ時に積極的に広報しても構わないお墨つきを得た。
 利益としてはわずかな額だが、もしかするとガソリン代や駐車場代の足しくらいにはなるかもしれない。今後よい励みになりそうだ。