目下調査中だが、アマゾンのアカウントを持っていれば誰でも登録可能なので、ひとまず銀行口座などの詳細を登録し、出版口座だけは作った。公開までに内部審査があり、アマゾンのポリシーに合わない作品は、ここではねられる。
Kindle書籍は専用ハードを買わないと読めないとばかり思っていたが、スマホ用やタブレットPC用の無料アプリがあり、どのハードでも読める仕組み。さっそく中華Padにアプリを取り込み、読む体制も整えた。
実際にどの作品をアップするかはこれからじっくり考えるが、過去に出版社に持ち込んですげなく追い返された作品が多数あるので、これを順に整理しようと思う。
YouTube動画の体裁を整えたり、オリジナルCD用の資料を揃えたりする作業と大差なく、得意のデザインワークが活かせる。元になる作品さえあれば、大きな問題はなさそうだ。
一番難しそうなのは、価格設定。調べてみたら、陽の目を見ていない作品はアメリカの場合で1ドルが相場らしい。日本なら100円。著者への還元は35%なので、1冊35円ということになる。
実にささやかな額だが、紙の本で定価1,000円、印税5%なら1冊50円。大差ない。一括で印税を最初に貰うより、細々と長く受け取るほうがありがたいような気もする。
「商業ベースに合わない」という理由で過去に多くの作品が門前払いを食らっているが、その最大の関門がないというのは、書き手にとって大きな魅力。いい時代になった。