2012年10月5日金曜日

家計費専用財布

 たぶん5~6年は使っている家計費専用の財布を作り直すことにした。今回の修正は内部に小銭入れをつけること、そして底を5ミリ深くすることだ。

 もともとはライブ用に買ったSHUREのマイクについていたケース。廉価品だが、(といっても1本1万円近くしたが)ケースがついてきた。しかし、マイクはケーブルと一体化させ、丸めてヒモでしばって持ち運ぶ主義。ケーブルを忘れるのを防ぎ、組立ての時間を短くするためで、ケースは一度も使ったことがない。
 立派なケースなので裏返してミシンで短く縫い合わせ、ひとつはデジカメのケースに、ひとつは財布としてずっと使っている。


 実は先日発泡酒を買う際、財布から5千円札を出し、あとからポイントカードを出してレジに進んだら、なぜか5千円札が手元から消えている。
 財布のどこを探しても見当たらず、勘違いかと残っていた千円札で支払おうとふと足元をみたら、カートの下に5千円札が…。カードを取り出す際に落としてしまったらしい。

 すんでのところで大損を免れたが、要は財布が浅すぎて札がファスナーに引っかかり、しかも内部に仕切りが全くないので小銭と札、そして5~6枚あるポイントカードが混在してしまっているのがマズいのだ。
 大きなトラブルの前には必ず前兆らしきものがある。問題点を修正するなら、いまのうちだ。「この際大きい財布を買う」という妻をなだめ、改良を試みた。
(以前にも確か書いたが、ミシン裁縫は得意である)
(大きな財布は胸ポケットに入らず、好まない)
 一回り小さい袋を作って内部に縫いつけて小銭入れとし、マチに余裕があった底も深めに縫い直し、万事うまくいったと裏返して元に戻そうとしたら、なんということか、今度はファスナーがうまく閉まらない。(改良作業は裏返して進めている)
 慎重に元に戻したつもりが、ファスナーの取手が完全に外れてしまい、もはや復旧不可能。やむなく外して全交換する羽目に。

 予備のファスナーは古いものを多数保存してあるが、大きさと色のバランスから赤に決定。予定外の手間を食ってしまったが、どうにか使えるものが完成した。
 小銭は真ん中の小袋に、札とカードは左右に分けて入れられる。深さも増して札が楽に収納できるので、かなり使いやすくなるはずだが。