2012年10月20日土曜日

PA最適値のマーキング

 珍しく2週間近くライブの予定がないので、来るべきソロライブに備え、手持ちのPA機材でどこまで音が作れるか、いろいろ試してみた。

 ミキサーを使わずにZOOMのエフェクターとローランドの小型PA「CM-30」だけである程度やれることはすでに確認済み。
 今回の試みはCM-30をメインスピーカーとして使いつつ、エフェクターのOUT端子から、いつもストリートライブで使っているローランドのMOBILE-CUBEにつなぎ、サブスピーカーとして補佐させること。同時にやや歌い手側に向け、モニターとしても使おうというもの。
 最近のプロのPAでは、足元にモニタを置かずにサイドの聴き手と歌い手のモニタとを兼用させたサブスピーカーの設置が目立つ。スピーカーを増やしてバランスの調整に腐心するより、シンプルな構成で最大の効果を上げようという意図と思われるが、20~30人程度の小規模な場であればこの手法が合理的と思う。
(足元のモニタは聴き手には無用のもので、目障りなだけ。せっかくのその音を、聴き手に対しても有効に活かそうという考え)


 サブスピーカーなしにしたり、エフェクターの前にミキサーを介したり、いろいろな組合せを試してみたが、ノイズが最小でエフェクトやボリュームの調整幅が広い最適な組合せと数値設定に、ひとまず到達。あとは会場での微調整で済むはず。

 あくまで自宅スタジオ内での設定値だが、暫定的に得た各種ダイヤルの位置を赤いテープでマーキングした。この種の数値はとかく移動時にずれたり、はたまた忘れてしまったりするもの。デジカメに撮るなりマーキングするなりの作業は、無用のトラブルを避ける意味でも必須である。