2012年10月10日水曜日

3年越しの感想

 3年間、ずっと読み続けている著名なイラストレーターの方のブログがある。写真は原則1日1枚で、サイズもごく小さい。しかし、文章とのバランスがよく、センスに溢れている。
 ほぼ毎日更新されるが、読み手の立場を考えてシンプルに作られているのがよく分かる。写真はあればいいというものでもなく、数と容量の絞り込みが大切だと私は思う。


 今日、いかにもコメントを入れたくなるような内容が記されていた。老眼が進んで、創作作業に支障が出始めた、というもの。ふと見るとコメント欄が開いている。以前はなかったはずだが、いつの間に…?
 思わず書き込んだら、たちまち返信のコメントがついた。その間、たぶん1時間ほどか。私同様、自宅で仕事をしている方なので、たまたま反応が早かったのかもしれない。しかし、早い返信には誠実な人となりを感じる。
 うれしくなって、また書いてしまった。ただ読むだけで、ずっと感想を送れずにいたが、これで長年の気が晴れた。
 そのRさん、海の漂流物を中心としたゴミ、不用品を使った創作を得手としている。カエルが好きで、チェロが得意。自分の作品を展示したギャラリーで、ときどきライブを開いたりしている。生き方に多くの共通点を感じる。読んでいるだけで感性がシゲキされるような不思議なブログだ。

「同類のような方ですね!」とコメントにあり、仲間に入れてもらったようで、またまたうれしくなった。首都圏在住で、デザイナーとしては雲の上のような方だが、いつか個展&ライブを見に行きたいと本気で考えている。