2012年10月8日月曜日

実家の外壁補修

 晴れたら実家の外壁補修作業に行こう、と前夜から決めていた。私にしては早めに起きると、予報通りほぼ快晴。気温もぐんぐん上がり、絶好のDIY日和である。
 事前に買っておいた6枚のポリカ波板、強浸透性シーラー、20M分の電源コード、脚立、ビス、各種工具などを慎重に吟味し、車に積み込む。車だと40分弱だが、着いてから忘れ物に気づいても自宅と違って取りには戻れず、作業に支障をきたす。

 今日の作業は傷んでいる窯業系サイディングに強浸透性シーラーを塗り、さらには1階下屋と2階壁が接する部分に透明のポリカ波板を張ることだ。


 13時45分くらいから作業開始。シーラー塗装は初めてやるが、予想外に水っぽくて戸惑った。壁に滴り落ちる分はそのまま放ってしまったが、乾いてから見ると少し色が変わっている。ていねいに仕上げるには、ウェスで拭き取るべきだったか。
 傷んだ箇所が多く、塗り終えるのに都合1時間を費やす。その後、ポリカ波板を順に張ってゆく。冬に1階屋根に積もる雪が壁に悪さをする。あくまで対症療法だが、その雪から壁を守ろうというのだ。

 660×1820の波板を横に使い、下地の通気胴縁に木用ビスで止めてゆく。つなぎの部分には3センチ程度の重なりもうまくとった。ポリカ波板の扱いには手慣れているので、難しかったのは窓を回避する部分くらい。それでもそれなりに時間は食った。
 途中、トイレに行きたくなったが、あいにく実家はいま水道を止めてある。近所の姉にSOSコールを入れ、トイレを借りに行く。日が暮れる前に何とか全作業を終えた。
 思っていたよりもきれいに仕上がり、DIYにしては上出来であろう。最後に様子を見にきた姉も喜んでいた。(屋根上に落ちた壁の残骸は、姉に掃除を頼んだ)
 今回の作業で要した材料費、全部で1万円弱。シーラー塗装にしても虫歯の進行止めのようなもので、所詮は対症療法。お勧めはしないが、「とりあえず安価で傷みの進行を遅らせる」というむきには、参考になるかもしれない。