2013年3月29日金曜日

キリ番目標

 弾き語り活動に関し、目下3つの目標がある。人生にはビジョン、つまりは未来像が必要だ。いずれもキリのいい数字で、達成可能な順に記すと、以下の通り。

・街角100ライブ
 通りすがりを対象としたストリート系ライブを「街角ライブ」と称し、2005年5月からコツコツと続けてきた。100本を目指して始めたが、当初は公園を主たる場としてやっていたため、天候や気温の条件が厳しく、なかなか数は増えなかった。
 2011年9月にチカチカパフォーマンスのライセンスを得てから、天候の影響を受けない地下通りが活動の中心となり、飛躍的に数が増えた。

 現段階で累計44本。オーデションや企画イベントを含んでいない純粋なストリートライブの数である。およそ月2本のペースで進めているので、順調に行けば2年後にも100本を達成できそうだ。
(あくまで「ライセンスを継続し続けられたら」という前提)


・1000曲レパートリー
 今日現在のレパートリーが715曲。電子譜面に入っている数で、表示すればいつでも歌える状態の曲だ。電子化していない古い曲も他にあるが、含めていない。
 ちょうど1年前に中華Padを購入し、せっせと譜面をpdf化した際の記録が残っていて、ちょうど650曲。この1年で65曲増えたことになり、このペースで増えたとして、あと4年強で1000曲に到達する。
 レパートリーを増やすこと自体に執着はないが、ひとつの節目であることは間違いない。オリジナル曲の比率は常に10%前後だが、こちらも成り行き任せである。

・古希コンサート
 つまりは70歳でのソロコンサートである。60歳の還暦コンサートは無事にやり終えたので、次なる目標は70歳ということになろう。これに関しては、昨年夏の地域センター夏祭りイベントのステージ上で、「自分への励まし」として宣言してしまった。
 いま63歳なので、あと6年後の秋に達成可能となる。あくまで可能性の話で、その時点で弾き語り活動をやめていれば、ただの古希祝いと化す。仮に命が消えていれば、それすらもないという、厳しい目標なのである。

 弾き語りの大先輩に雪次郎さんという方がいる。奇しくも北海道出身で、現在78歳。私より15歳も上だが、いまでも東京都のヘブンアーティストに登録し、月に数回のストリートライブを精力的にこなしておられる。
 オリジナル曲を中心としたCDも多数。古希どころか喜寿も通り越して、もうすぐ堂々の傘寿シンガーである。私なんぞ、まだまだヒヨっ子シンガーに過ぎない。
 実は上記以外に「オリジナルCD100枚販売」というのも候補にあった。しかし、こちらは現段階ですでに50枚を販売済み。売行きにはムラがあるが、半年間でこれだけ売れたので、100枚達成は案外早いかもしれない。目標から外した所以。

 最終的な3つのキリ番目標は、健康に留意しつつ、日々の努力を怠らなければ、自然に達成できそうな気がしないでもない。焦らず奢らず、細くて長い小さな積み重ねである。