2013年3月2日土曜日

黒い電気炊飯器

 2年弱しか使っていない電気炊飯器が先日壊れた。「ご飯が炊けない!」という妻の悲鳴でそれは始まったが、操作ミスかもしれないと翌日も試みたら、やはり途中でスイッチが切れてしまい、生煮えのご飯しか炊けない。
 調べてみたら、近隣のイトーヨーカドーの安売りで6千円弱で買った品。Z社製品だったが、それまでの製品に比べて電気代が半分で済み、味もまずまずで、重宝していた。
 夫婦2人の生活になって久しいので、身の丈に会った3合炊きに換えたのも、電気代が下がった一因である。

 以前に使っていたのは、長男が東京で浪人生活を送っていた際、新聞配達のバイトで買ったP社製である。就職が決まって再度家を出るときに、置いていったもの。11年間も故障ナシで動いていた。


 炊けないものは仕方がないのでスッパリ諦め、アマゾンで同等品を6,254円で購入。今回はパナソニック製に戻した。いろいろ意見はあるが、やはりパナソニックの製品は長持ちする感じがする。
 色は伝統の白にするつもりが、なぜか黒の選択肢がある。ちょっと迷って妻に相談したら、気分転換に今回は黒にする、という。置いてみると、横にあるコーヒーメーカーの赤とよく釣り合う。電気釜にしては珍しい色だが、なかなか精悍に見えるではないか。
 予定よりも1日早く届いたが、事情を知らない妻は、勤め帰りに寿司を買ってきた。それが昨日のこと。炊飯デビューは今日にずれこんだが、まずまず美味しく炊ける。
 モノが壊れるときはなぜか連鎖反応が起こりがち。車とボイラ2台、買いたての中華Padと続けざまに壊れてしまい、散財を強いられた去年同時期の忌まわしき記憶が蘇る。用心せねば。