クーラーも扇風機も我が家にはなく、買う気も毛頭ない。相変わらず仕事は閑古鳥状態で、取り急ぎやることもなく、我が家で一番涼しい1階掘りコタツで、しばしじっとしていたが、ウッドデッキの修復作業の残りがどうにも気になり、結局帽子をかぶって作業を始めた。
床梁の加工と塗装は完全に終わっていて、あとは腐った梁と交換するだけなのだが、狭いデッキ床下空間の作業なので、かなりの困難を伴う。
地面にシートを敷いて作業場所を確保し、まずは古い梁を取り去った。残ったビスをグラインダーでカットする。新しい梁の受け枠を取り付け、慎重に位置を決めて一気に固定した。
だいたい午後4時ころに作業終了。午後から少し風が出てきて、幾分涼しく感じた。仕上げたばかりのトリ風力計が、時折ゆっくりと回っている。記録をネットで調べたら、近隣のアメダスの風速値が2〜3m/秒で、期待した設定値とピタリ一致した。
写真の上は交換を終えた床梁。T字形の接合部で、いろいろな工夫をこらしている。床板の裏返しはまだやっておらず、写っているのは比較的傷みが少ない裏側。
写真下が今回交換した床梁で、部材は松系のツーバィ材だが、すでにボロボロの状態。表側の雨水や雪の影響をモロに受ける部分が集中的に腐っているが、全部で7本ある床梁のうち、傷んでいるのは現段階でこの1本だけ。
防腐処理は他と同等で、屋根からの雨だれの影響は全く受けない場所だ。理由ははっきりしない。
明日は近隣の地区センターで、午後からマイクテストをかねたリハーサルがある。7月末に予定されているロビーコンサートのためで、手持ちの機材と会場設置のPAとの相性テストがあり、いろいろなケーブルや変換ジャックを準備した。
ついでに、あれこれ歌ってみる。自宅ライブを終えたあと、しばらく歌い込んでなかったが、ペットボトルでの肺活量トレーニングは毎日やっていた。奮闘努力のかいあって、ウッドデッキ補修も大きなヤマを越えた。そろそろまた次なる弾き語りライブの準備にかかろうと思う。