2008年12月7日日曜日

生きてきた証

 馴染みのフォーク居酒屋からクリスマスパーティ用のポスターとチケット作成を依頼され、今日は終日その作業に没頭した。本業とは異なるが、広い意味でのデザイナーとしての、レッキとした仕事である。

 店内で使うだけの物だが、いざやるとなるとそれなりに凝る。今年はかなりの数のライブ用フライヤー(ポスター)を作ったので、パソコンソフトの使い方にも慣れてきた。デザインという面ではホームページ作成とやや似ているが、印刷の仕上がりを考慮するので、ちょっと違う。
 何度かのテストプリントを重ね、ほぼイメージ通りのデザインに仕上がった。チェック段階なので、まだ変わるかもしれない。


 先日、親戚の若い女性から長いメールが届いた。娘と同年代だが、欠かさず私のブログを読んでくれているとか。
「いくつになっても行動することを怠らない姿勢を、深く尊敬します」とあり、うれしくて読んでいて胸が熱くなった。

 口幅ったいが、「自分の生きてきた証」ということについて、最近よく考える。善悪の両面で、歴史に残るような足跡など残せはしないが、60年近く生きた市井の一社会人として、(こう生きれば人生、きっと楽しいよ)といったヒントくらいは、自分より若い世代に伝えられるのではないか。そんなことを真面目に思っている。
 そのために、ホームページやブログはとても有効な媒体だ。まずは家族から、そして知人や友人、次には見知らぬどこかの誰かにむけて。だから今日も書く。明日もきっと…。