2008年12月23日火曜日

遠い友若い友

 喪中ハガキはとっくに出してしまったが、いろいろ調べると、事業用の年賀状だけは喪中とは別物らしい。そこで事業でも個人的要素の強い方々(過去に住宅の設計をさせていただいた方々など)には喪中ハガキを出し、他の会社レベルの取引先にはこれまで通り、普通に年賀状を出すことにした。
 デザインはすでに決めてあり、昨日から今日にかけて一挙に作業。数は多くないので、すぐに終わった。

 ついでに20年以上もクリスマスカードの交換が続いているカナダのバンクバーに住む一家あてのカードを作る。去年のブログでもふれたが、子供の通う小学校の国際交流で、我が家に二人のカナダの子がホームステイしたのがそもそもの縁。
 市販のカードではなく、写真や画像、ロゴをレイアウトしてまとめて印刷するリーフレットのような形式に去年から変えたが、これがなかなか好評。今年の先方からのカードには、「去年いただいたカードはとても素敵でしたよ」と、わざわざ添え書きがあったほどだ。


 気をよくして今年も同様に作ったが、近況を簡単に記す英語の文章を書くのに、1時間近くもかかってしまった。使っていないと英語もサビる。ネットにある「翻訳サービス」なるものを補助的に使ったが、これが結構いい加減で、あまり信用できない。
 何とか格好をつけたが、目玉は事業用年賀状にも使った「今年を象徴するオリジナル写真」、そして「それに相応しいオリジナル俳句」である。俳句には英訳もつけ、ある程度は外国人にも分かる仕組み。

 いずれも以前にこのブログで発表済みだが、俳句と英訳を再掲載。
(英訳はヤッツケなので、参考程度に)

 風深く 赤き枯野に 月浮かぶ
 The wind has calmed down, there is a white moon above a red plain.

 今日はそのほか、忙しさにかまけてずっと延ばし延ばしにしてあった某同人誌への投稿をようやく終わらせた。
 相手は以前に6号だけ出したFD形式デジタルマガジンの一愛読者だったSさんで、実に16年の時を経ても、いまだに自分の主宰する同人雑誌を定期的に無料で送ってくださる。読者として何かしらの投稿をするのは、その好意に対するささやかなお返しの意味もあった。
 今回は手紙ではなく、初めてメールで投稿してみたが、「いつもブログ読んでますよ」と、すぐに返信メールが届いた。

 このデジタルマガジン、少し前のブログでもちょっとふれた「TomtomBox」という代物で、私のメインサイトのルーツとなったものだ。当時の読者には、延々と交流が続いている方がSさん以外にもいるが、みなさん私の娘や息子と同年代。
 最近の音楽関連のつながりもそうだが、どういうわけか若い年代の友人(あえて「友人」と呼ばせていただく)が多数いる。
「人生をより楽しく」という意味で、交友の幅が広いということは、きっと悪いことじゃない。