2008年12月21日日曜日

アドリブ

 来月実施予定のライブ「かぐやな宵」に備え、一部の曲をリードギターとして補佐してくれることになっているNさんが、午後から音合わせにやってきた。仕事の都合でライブ当日も満足に音合わせができない可能性があるとかで、年末を控えた時間の隙間をぬい、この日の練習となった。
 私にとっては先月に続いての自宅スタジオ・ギターセッションで、いったん片づけたPAを再度組み立て直して準備した。
 音源は事前にネットで送ってあり、ある程度の練習はしてもらっていたが、やはり生の音で実際に合わせてみるのとは違う。お互いに意見をあれこれ出し合い、微調整をくりかえす。

 候補にあった1曲はこの過程でOKとなったが、思いつきで予定にない別の曲も試しにアドリブでリード伴奏をつけてもらった。Nさんがほとんど知らない曲だったというが、こちらも数回の音合わせでほぼOK。音楽の大きな魅力のひとつは、やはりアドリブである。センスのある方は違います。
 あとは本番の日まで、日々個人レベルでの練習に励むのみ。例年1月にライブはほとんどないが、年初めからいい目標ができた。


 地域ミニコミ紙に連載中のエッセイ「風街だより」に複数の反響があったらしく、担当の編集者の方が本紙と共に、アンケートのコピー数枚をわざわざ届けてくださった。「毎回読むのが楽しみです」など、書き手としては泣ける内容がそこに書かれている。
 連載を開始して今月分ではや6回。ある程度の結果が出るには、これくらいの積み重ねが必要のようで、何よりの励みになる。

 実現できるかどうか分からないが、この「風街だより」やブログの連載を何らかのとっかかりとして、もっと大きな創作に昇華できないか?と意識のスミで模索している。
 コメント欄一切なしの一方通行だが、黙々と日々書き連ねている背景には、こんな下心も実はあるのだった。