2020年8月17日月曜日

実家の大型家具を処分

  午後から実家の大型家具類を業者に処分してもらう約束になっていて、その費用をATMで下ろしつつ、くたびれて交換時期到来の下着(トランクス)を調達するべく、午前中に少し離れたスーパーにでかけた。

 まずスーパーでトランクスを購入する。食品と衣料の両方を扱っていて、「7のつく日」は大半の衣料品が2割引で買える。続けて隣りにある郵便局と銀行ATMに寄って用足し。その後、食品を買いについてきた妻と合流した。
 夏用の薄手ジャンパーをずっと探していたことを思い出し、再度衣料品売り場を物色。濃いブルーグレーのロールアップジャンパーが2,090円のバーゲンで売られている。当初の売値が3,190円で、この日はさらに20%引き、つまりは1,672円で買えるのだ。


 ふと隣りを見ると、黒ストライプの薄手長袖シャツが同様に「2,090円」→「1,100円」→「880円」と2段階値引きされている。同じタイプの長袖シャツがひどく色あせ、廃棄寸前。こちらも迷わず買うことにした。
 どちらも夏の盛りを過ぎて、完全に処分モードになっているタイミング。いい買物をした。
 家に戻ったとたん、リサイクル業者から電話がある。14時に実家で待ち合わせていたが、他業務が予定通り片づかず、開始を1時間延ばして欲しいという。
 この日は大腸ポリープ切除手術後10日目で、いろいろな制限が解ける日。医者からも珈琲を再開してよいと聞いていて、自宅で妻と飲むのを楽しみにしていたが、やむを得ない。珈琲は小型保温ボトルに詰め、買ったばかりの夏ジャンパーを着て出かけた。


 約束15分前に着き、先日刈り取った雑草の片づけをやっていたら、15時ちょうどに業者到着。1階にまとめてある7つの大型家具類を査定し、その場で見積りを出してもらった。
 初対面だったが地元紙に2度紹介されていて、ホームページで事前に情報収集もしている。他の業者も数社調べたが、電話したときの応対の印象で、余程のことがない限りお任せしようと決めていた。
 15分ほどで見積りが出る。和ダンス、洋ダンス、整理ダンス、カップボード、ソファセット、両袖スチールデスク、冷蔵庫の7品目のうち、値段がついたのは比較的新しいカップボード、ソファセット、和ダンスの3つのみ。買取額は3つ合わせて1,000円という少額だった。

 他の品は逆に処分費用が発生し、特に家電リサイクル法の制約を受ける冷蔵庫の処分費は9,000円。他に出張費や作業費、養生費などあって、見積額は計29,000円。ここから買取額1,000円を差し引き、支払額は28,000円だった。
 他業者の情報などから、35,000円くらいと踏んでいたので、胸算用よりも安い。即座に受諾して作業をお願いした。


 15時15分くらいから作業開始。風除室の引戸を取り外し、開口部にはプラダンを貼って養生。家具類は下に毛布を敷いて床を滑らせながら運び出している。ていねいな仕事ぶりに好感が持てた。

 積み込むトラックは2tの箱車が2台。うち1台は別の現場で積み込んだらしい荷物がすでにあり、ソファセットと整理ダンスだけを積んで早々に立ち去った。
 残った1台に他の荷物を積み込んだが、作業員2人だけで黙々と作業。さすがプロで苦もなく進めていた。


 片づけ清掃も含めて、16時少し前に全作業が終了。何もなくなった家のキッチンカウンターで、一人しみじみと珈琲を飲む。
 今日で片づけは事実上終わり、残るは壁や床の掃除くらい。長かったが、終わってみればあっけなかった気がしないでもない。

 見積りが高い場合は整理ダンスやスチール机を市の大型ゴミで別途処分することも考えていたが、一気に片づいて助かった。
 見積りをまず取り、実際の作業は契約後に別の日にするのが普通の進め方。今回は1日で終わらせてしまう稀なケースで、あまりお勧めはしない。