2020年8月28日金曜日

新しい家族の拠点

 部材の塗装まで終わらせた居間テーブルの改良作業、この日も猛暑で午前中から30度を突破したが、週末には天気が崩れるらしい。晴れている間に、古い材料の加工と全体の組み立てまで一気に終わらせたかった。

改良前の居間テーブル

 11時から作業開始。暑いのでテーブルの解体作業は家の中でやることにする。
 作業は確実に夕方までかかるため、まず仮設のテーブルを作る必要がある。2階予備室にある手製の袖机(棚)2つを階下に運び、既存の居間テーブルから天板だけを外して、上に載せた。

 脚と支持枠だけになったテーブルを順に分解。脚、短辺方向の枠材、天板受枠などは加工して再利用するため、掃除をしながら慎重に取り出した。

古い天板利用の仮設テーブル

 12時半に解体作業を終える。昼食後に続きをやろうとするが、気温がさらに上がってきて、33度を超えた。組み立ては家の中でもできるが、再利用材の加工はウッドデッキでないとやれない。
 電動工具と再生材をウッドデッキに運び、まず脚の一部を105→70に挽き割る。これにより、短辺方向の内法サイズが70広がって余裕ができる。
 少し動くだけで汗がしたたり落ちる。長時間の外作業は危険だ。熱中症リスク回避のため、冷たい麦茶を飲んでしばしの休憩。
 以降休みながら屋外作業を続け、短辺方向の枠材3本と天板の受枠を順に加工する。夕方になって少し涼しくなり、そのまま枠の組み立てをウッドデッキでやることにした。


 17時くらいに枠の加工と組み立てを全て終えた。脚4本と枠を家の中に入れ、全体の組み立ては屋内でやった。
 構造的に大きな変更はなく、天板サイズを長辺方向に120広げ、全体寸法を960×1370にするのが主な改良点。テーブル高さも変更なく670のままだ。

 一部妻の助けを借りつつ、枠と脚を組み立て終える。最後に塗装済みの天板を枠内にはめ込めば終了のはずが、短辺方向がどうしても収まらない。測ってみると、購入時より1ミリほど寸法が増えているではないか。
 水性ウレタン塗装と蒸し暑い陽気により、一時的に木材が膨らんだに違いなく、冬になって乾燥すれば縮んで元に戻るはずだった。天板を削ることは避け、組み立てた枠材のビスを一部緩めてどうにか天板を収めた。


 新しくなったテーブルで夕食をとったが、広く明るく清潔で快適。かかった費用は木材が6,414円で塗料が2,082円、計8,496円。多くを投稿謝礼でまかなった。
 天板寸法の拡大で大人数での食事が可能になり、今後新しい家族の拠点として活躍するだろう。