2020年1月18日土曜日

電池残量デジタル表示

 乾電池等の電圧をデジタル表示で測定可能なバッテリーチェッカーをアマゾンで買った。送料税込で290円。発送は中国からだったが、注文後10日足らずで到着した。
 単1〜単4までの乾電池、箱型の9V電池、ボタン電池の全てに対応。計測用の電池やバッテリは不要で、測る電池の電力を使って表示するらしい。


 まずは廃棄用のゴミ袋に入っている電池を取り出して順に測ってみると、大半が1.4V未満。全く数値が表示されないものもある。機器が動作しなくなった電池だから当然か。
 試しに残量が1.4V台の電池を電気カミソリやラジオ、マウスに入れてみたら普通に動作する。これらの機器は残量1.2V台の電池でも動作した。1.0V以下の電池ではさすがに動かなかったが、用途次第ではまだ使えることが判明。

 一昨年の北海道地震の折にはラジオ用の単3電池在庫に不安があった。予備としては充分に使えることが分かったので、残量1.2V台以上の電池は捨てずにとっておくことにした。

ボタン電池を計測

 次に新品の乾電池を試す。当然ながら電圧は1.58〜1.60Vと高い。エレアコに使っている箱型9V電池も測ってみたが、使用中のもので7.53V、未使用品で9.68Vだった。
 3Vの使えなくなったボタン電池を測ってみたら、2.49V。まあ、妥当な数値だろう。

 最後にニッケル水素充電池を測ってみると、満充電で1.36V、マウスに使用中のものが1.27Vで、いずれも低いが、公称値が1.2Vなのでこれが普通の数値。
 いろいろ試してテスター代りにはならないが、電池の判定に限れば、かなり使える機器と分かった。これまで使ってきた100均のアナログ式乾電池チェッカーでなく、ズバリ数値で表示してくれるのも分かりやすい。うまく使えば、電池の無駄がなくなりそう。