現時点で段ボール箱に入れたジャガイモとリンゴを置いてあるが、ジャガイモに多少芽が出たくらいで、軽く3ヶ月は持っている。外物置内のクーラーボックスに入れた野菜は一部凍ってしまい、一時期ミカンを置いたが、いまは何も入っていない。
問題はクローゼット内に設けた点検口から野菜を出し入れする手間で、引戸の開閉だけで済む外物置に比べて格段に面倒。
蓋から床下土間までの距離が70センチあり、屈んで箱を出し入れすることは不可能。狭い空間経由で下に降りるのは簡単ではなく、可能であれば床上から野菜収納箱の操作をしたい。
そこで木製の台車もどきを作ってみることにした。
いつものようにスケッチ図を描き、手持ちの端材をやりくりして準備。38×184ツーバイ材の底部にキャスターをつけ、端部に長い取っ手をつけて一部をL字形にして点検口近くに突き出す、という構想だった。
キャスターは20代で作った台所ワゴンから4個取り外しておいたはずが、どうしても3つしか見つからない。やむなく3輪台車に設計変更して間に合わせることに。
他はだいたい構想通りに運び、最も重要な取っ手部分は暖房パネルヒータの配管を回避しつつ、床下ぎりぎりで収まるよう現物合わせで寸法を決めた。取っ手の直角部は出し入れ時に折りたためる構造とした。
段ボール箱はアマゾンの箱を使うつもりでいたが、開口部に対して縦寸法がぎりぎり。結局はもともとあったジャガイモの箱を使うことになった。
床下に降りなくても出し入れが可能になり、取っ手部の水平寸法を長くしたので、給気口そばの最も温度が低い場所に簡単に置ける。
キャスターが3つに減ったことで安定性がやや悪くなったが、今冬はこれで様子をみたい。