これまでもケーブルと金属製洗濯バサミ&乾電池を組み合わせ、簡単なテスターとして使ってきた。切れたイルミネーションや電池の液漏れで壊れたエレアコのチューナーもこのテスターで修理した。音が出なくなった音響用ピンケーブルの断線を見つけたこともある。
ただ、現状の手法だと接点を押さえるのに片手がふさがってしまい、本体のL字型アームをリードピン代りに使うため、狭い箇所では使いにくい。いい機会なので、市販のテスターに近い形状に修正することにした。
用途としては通電の有無を調べるだけだが、電圧をかける乾電池が必須。現状ではビニールテープと金属キャップで接点部を保持するため、極めて不安定だった。
まず、単3乾電池ボックスをヨドバシ通販から実質83円で買った。ケーブル類は現状品を流用。電池残量チェッカーは箱型電池チェック用の端子を使うことにし、筒型電池用のL字型アームは不要なので取り外した。
黄色いケーブルの通電をテスト中 |
計6箇所のハンダ付けも無事に終わり、いざテストしてみると、針が全く動かない。いろいろ試すが、電池残量やハンダ付けに問題はない。消去法でよく調べたら、乾電池ボックスのプラスマイナスを逆に取り付けていた。
リードピンに相当する部分は洗濯バサミとワニ口クリップで間に合わせたが、いかにもアンバランス。ターゲットがはさめて両手が空くという利点はあるが、ごく細い箇所は釘をはさんで対処したい。今後代替品が見つかれば、替える可能性はある。
(電池残量チェッカー本来の用途から逸脱していますので、参考にする場合は各自の判断で)
(電池残量チェッカー本来の用途から逸脱していますので、参考にする場合は各自の判断で)