2020年1月26日日曜日

冬季は二重カーテン

 不要になった既製カーテンがあり、使い道がなくてずっとしまってあった。
「日々断捨離」をモットーとしており、すっぱり処分しようと考えたが、リサイクル店だと二束三文。下手をすると値がつかない。ならば古布として処分するしかないが、
(寝室に二重に吊るしてはどうか?)と思い立った。
 現状の寝室には手製の布カーテンがかけてあり、遮光性はまずまずだが丈が115センチしかなく、薄い。冬季は窓からの冷気を完全に遮断できず、窓側に寝ている私は厳寒期に限って妻より厚い布団をかけていた。
 他の窓はブラインドかロールスクリーン。寒さに対して強いのはカーテンで、これを二重にすれば確実に断熱性が向上するはずだった。


 さっそく試す。既存のカーテン吊具に引っ掛けて一晩様子をみた。すると、格段に暖かい。新たにかけたカーテンは丈が200センチで床まで届く。厚みもあって、窓からの寒気を大幅にブロックしてくれる。
 翌日になって本格的な設置作業に取りかかった。既存のカーテンレールは木製の自作で、その上に重ねるように新たな木製レールを取りつける。
 必要な横材は1820長。以前にノレン用に買った9×30の木材を使った。厚みがもう少し欲しかったが、ひとまず手持ち材でやりくりする。


 カーテンフックは当初、インタホン用ケーブルを切ってリング状にした。単線なので強度はまずまずだが、滑りが悪くてカーテンを引いても動かず、背伸びしてフック部を直接動かす必要があった。
 古い靴紐を短く切り、リング状にしばって再挑戦する。今度はよく滑って、カーテンを引くだけでスムーズに動かせた。木製レールに対しては、布系カーテンフックの相性がよい。


 表面温度を測ってみると、窓側のカーテンで16度くらい。(外気温はマイナス5度)新しく吊るした部屋側のカーテンで18度強ある。その差2度以上。

 テスト段階から2夜を過ごしたが、新しくした敷布団の効果もあってか、夜中のトイレに起きなくなり、よく眠れる。着脱は簡単で、今後は寝室の二重カーテンを冬季の標準仕様としたい。