2020年1月22日水曜日

エレアコの電池

 昨年末に実施した地域カフェライブの準備中、ヤマハの予備ギターを調弦しようと内蔵チューナーのスイッチを入れたが、電源が入らない。不審に思って電池ユニットを本体から抜き取ってみたら、乾電池からのひどい液漏れ。これでは機能しないはずだ。
 単3電池2本を新品に交換し、再度スイッチを入れる。しかし、またしても反応しない。どうやら液漏れによって問題が発生しているようだ。
 電池ユニットを再度清掃してみるが、復帰しない。内部の銅製金属接点が腐食しているようで、ドライバーで青サビを取り除くうち、劣化した接点が途中でポキリ折れてしまった。
 やむなく残った接点を曲げて何とか乾電池に接触させる。ようやく電源が復帰し、ライブは無事に乗り切った。


 年が明けて本格的な修復を試みる。短くなった接点は不安定で、電源が入ったり切れたりする。部品箱を漁って似た材質の金属片を探す。
 額縁を吊るす金属部品が接点によく似ていて、簡易テスターで通電を確認。ハサミで加工して接点部に差し込み、乾電池を入れてみると、電源は安定する。そのままハンダで固めようとしたが、なぜかうまくつかない。
 あきらめて単純に下端をボンドで止めることにした。ついでに接点部全体を接点復活剤で清掃。何度かテストしたが、乾電池を取り外しても追加の金属片は脱落せず、その後電源は安定した。


 ヤマハのエレアコを予備として買ってから丸7年になるが、これまで一度もピックアップ&チューナー用の乾電池を交換してなかった。メインで使うオベーションのエレアコは、およそ半年毎に電池を替えている。
 予備とはいえ、今後はヤマハのエレアコも1年を目安に電池交換すべきだと悟った。


 外は気温がプラスに転じて穏やかな日和。久しぶりに散歩を復活させる気になり、珈琲タイム後に西側の土手一周コースを歩く。
 多少降ったとはいえ、少雪であることに変わりはなく、春間近を思わせる風景だった。

 帰宅後に歩数計を調べたら、一気に3千歩を超えていた。自宅にしがみついていると、時に千歩に満たない日もあるから、わずか20分ほどとはいえ、やはり散歩は手頃な運動になる。
 雪かきがほとんどない今年の冬は、意識して歩くべし。