2020年1月15日水曜日

黒豆煮汁が喉に効く

 1週間分の薬を飲み終えて咳喘息は快方に向かい、鼻血や鼻水、痰はほぼ止まったが、まだ時折軽い咳が出る。歌の練習中にも咳が出そうになることがあり、万全とは言えない。
「薬は10日分出しておきましょうか?」という医者の言い分に従っておけばと、少し後悔した。

 差し迫るライブは連休明け直後で、病院に行くことはできず、緊急の咳対策として、いつものように蜂蜜大根か喉の漢方薬でも使うつもりでいた。これが先週土曜のハナシ。



 そんなとき、妻が「黒豆の煮汁が喉に効くらしいわよ」と教えてくれた。耳にしたことはあったが、試したことはない。そもそも黒豆を食べる機会は正月くらいだ。
 ところが今回は冷蔵庫にオセチ料理の黒豆がまだ残っており、容器の底に煮汁は充分にあった。試しに少量をお湯で割って飲んでみると、なかなか具合がいい。その日の練習では喉の不安も消えていた。
 調べてみると、黒豆に含まれる「アントシアニン」には喉の痛みを抑える抗酸化作用と去痰作用があり、黒豆煮汁に含まれる「サポニン」には喉の粘膜を潤す作用があるという。

 実際に試した感じでは蜂蜜大根に匹敵する印象で、蜂蜜大根に比べて保存期間が長いのが魅力。
 オセチ料理の残りが少なくなり、手持ちの黒豆を使って咳&喉の専用薬として新たに作ることにした。


1)黒豆大さじ2〜3(30〜40g)を200〜250ccの水に24時間つける。
2)水を捨てずにそのまま鍋に入れ、15〜20分とろ火で煮る。
(焦げつき注意)
3)煮汁だけを取り出して瓶にあける。

 今回は煮汁が目的で、鍋に残った豆は古いこともあって捨てたが、普通に煮豆にして豆はオカズで食べても構わない。砂糖を少し加えると飲みやすくなる。
 いまのところ1日3回、茶さじ3〜5杯をお湯で割って飲んでいるが、確かに効いている感じはする。週明けのライブは黒豆煮汁だけで無事に乗り切った。追跡調査で効果をさらに確かめたい。