2019年11月14日木曜日

また歌いに来てね

 札幌から北へ60キロの地方都市にあるデイサービスで歌った。昨年始めにネット経由で最初の依頼があり、今回が4度目。
 実は3月にも歌っているが、「あの人の歌をまた聴きたい」との要望が利用者からあったとのこと。歌い手にとっては一番うれしく、ありがたい言葉だった。
 11時25分に家を出て、55分後に途中のイオン岩見沢店で休憩し、昼食をとる。同乗の妻はそのままイオンに残って買い物。私だけが12時45分に店を出て施設へと向かった。
 途中で近道となる交差点を右折するつもりが、見過ごしてしまったようで、結局はいつもの道の駅三笠経由で向かった。


 13時15分に到着し、すぐに設営開始。ステージ位置はいつも決まっていて、椅子はすでに並んでいる。隣接のグループホームからも三々五々と人が集まってきて、いつも通り30名ほどが参加し、時間ちょうどの13時半から始めた。
 アンコールを含め、およそ45分で13曲を歌う。

《前半》
「上を向いて歩こう」「好きになった人」「お座敷小唄」「荒城の月」「北酒場」「星影のワルツ」

《後半》(※以外全てリクエスト)
「襟裳岬(森進一)」「二輪草」「さざんかの宿」「恋の町札幌」「時の流れに身をまかせ」「また逢う日まで」「※まつり(アンコール)」
 前半は私のセレクションで12曲を用意していたが、ライブ前の待ち時間に次々とリクエストが飛び出す。適当なところで打ち切って、後半はリクエスト中心でやることにした。
 利用者のライブに対する積極的な姿勢はいつものことで、他の施設ではあまり見られない傾向だった。あくまで推測だが、施設側の伸びやかな運営方針が反映されているのではないだろうか。


 1曲目は過去のライブで必ず歌っている人気曲。いきなり手拍子が飛び出して、一気に会場が湧く。
 複数の職員さんがライブをリードしてくれるのも、この施設の大きな特徴。歌い手は単純に歌に集中するだけでよく、大変やりやすい。

 基本的にニギヤカ系の曲が好まれ、前半のセレクションもそれに沿ったものだった。場の気分に乗って歌い続けるうち、あっという間に予定の40分が過ぎる。
 アンコールの「まつり」では、ラストの歌詞に施設の地名を入れて歌うと、これが大受け。大団円の幕切れとなった。
 終了後、「生の歌はやっぱりいいね〜」と、盛況だった先日の別施設ライブと奇しくも同じ声が会場から届く。
 アンコール前のMCで、「55歳からこうした活動を始めましたが、実は70歳でやめるつもりでした」と告げたこともあり、「また歌いに来てね〜」と、終了後に多くの方から声をかけられた。

 はてさて、いつまで歌い続けられるのか当人にも分からないが、請われるうちは細々とでも続けようかと目下考えている。