ネット経由で申し込んだのが11月2日で、商品到着が4日後の昨日。端末は持ち運び可能なモバイルタイプとホームルータタイプが選べたが、交流電源で動いて充電の煩わしさがなく、通信が安定しているらしい最新型の「HOME L02」とした。
梱包を解いてさっそく使ってみる。コンセントにつないでPCを起動すると、Wi-Fiネットワークに対象となるネットワークがただちに現れた。選択してパスワードを入力すると、難なくつながる。
事前の通信エリア判定では「△(不確定)」が出て不安になり、電話で相談すると、ルーターを窓際に置くなどすれば、つながる可能性はあるとの判断だった。実際に試すまで一抹の不安はあったが、ともかくつながった。
置いた位置は、これまでのADSLモデムと同じ1階居間の中央。その状態で速度テストを試みると3.5Mbps。ADSL回線が平均2.5Mbpsだったので、40%速くはなっているが、物足りない数値。
ルーターの背面に電波を集める効果があるというアルミ製のボウルを置いてみたが、これといった変化はなく、次に置く場所を窓際に変えてみた。
すると速度が12〜17Mbpsまで飛躍的に向上。これは使える。
その後ルーターを2階に運び、各方面の窓際に置いて速度をテストした。最もよい数値が出たのが、西側の窓際。
無線なので2階にルーターがあっても問題ないが、夜間は電源を切りたいので、できれば共有空間である1階居間に置きたい。
そこで1階西側の窓近辺を集中的にテスト。南西角の隅が最も安定した数値を示すことが分かった。深夜1時には25Mbpsを示し、ADSLの10倍である。これなら不満はない。
(11/8、12:30には35Mbpsを記録)
一夜明けた今日、中間スイッチ付きの電源ケーブルを経由させてルーターを設置。これで誰でもオンオフが可能になる。
接続速度は時間帯によって変わり、およそ8〜20Mbpsくらい。はっきりしないが、ルーターの回転位置でも速度が微妙に変わる気がする。ルーター内にあるアンテナの向きが関係しているのか?
WiMAXは2.4GHzと5GHzの2種類の電波が利用でき、実際ネットワークには2つ表示される。木造戸建住宅の我が家の場合、圧倒的に5GHzが速かった。
ルーターの最大消費電力は24Wとなっているが、ワットチェッカーで測ってみたら、5W程度だった。ADSLモデムの消費電力が10Wほどだったので、もしかすると節電になるかもしれない。
使わなくなったADSLモデムやケーブル類は全て外し、まとめて箱に入れた。残る作業はADSL回線とNTT固定電話の解約手続きとなったが、調べるうちにヤフーADSLの解約には相当の解約料が必要と知る。
そのほか、これまでメインで長く使っていたヤフーBBメルアドが使えなくなるようだ。電話番号の変更も含めて膨大な事務処理が発生することになり、速い速いと喜んでばかりいられなくなった。これに関する詳細は後日。