2017年6月6日火曜日

カラスガード

 台所の生ゴミバケツを水封して以来、アリは行き場がなくなったのか、昨日は台所横に置いてあった小さな植木鉢の中に巣を作ろうと群がっているのを発見。ただちに植木鉢ごと外に出してバケツに入れ、これまた水封して全滅させた。
 明けて今日、久しぶりに外仕事でもやろうとウッドデッキに出たら、家庭菜園の肥料やBBQ用の炭を入れてある樹脂製ストッカーにアリが多数いる。不審に思って蓋を開けたら、何ということか園芸用の培養土の袋にアリが群がっている。どうやら巣を作り始めているらしい。
 ただちに取り出して袋に水を注ぎ、こちらも水封。全滅させた。

 それにしても、何を好き好んでこんな面倒な場所に巣を作りたがるのか。完全な屋外ではなく、温度の安定した半屋内のような場所が好きらしい。
 そういえば、昨年巣を作られた浴室ドアも同じ条件だった。巣別れの終わるあと2ヶ月くらいは、油断ならない時期が続く。



 自宅周囲の雑草が伸び放題で、ずっと気になっていた。体力も少し回復してきたので、ようやく刈り取る気になった。しかし、カラスの襲撃が怖い。
 すでに先月下旬に何の理由もなく襲われている。電動草刈機で両手が塞がっている無防備な状態で襲われたら、ひとたまりもない。

 昨年は帽子やゴーグルで「変装」して何とか終わらせたが、今年は一計を案じ、後頭部をすっぽり覆い隠す「カラスガード」を自作することにした。
 車庫屋根の張替えで不要になったポリカ波板をシャモジ形に加工。ベルトで止める部分にくぼみを作ると、うまく首に止められた。
 さっそくやってみる。外に出たとたん、さっそく例のカラスがやってきて上空を鳴きながら威嚇し始める。しかし、さすがにこの状態だと低空飛行で襲ってはこない。傘と同じで、下手に襲うと自分の羽を傷めてしまうことをちゃんと知っているのだ。
「傘をさしているとカラスは襲わない」という情報から考えついた方法だが、思った以上に効果的で、作業が終わるまでの30分間、カラスが近寄ってくる気配はなく、無事に道路側の草を刈り終えた。

 欠点は首の部分だけで支持しているので、安定が悪い。背中の下端部に長いヒモかベルトをつけ、腰か胸でもしばるようにすれば、さらに使いやすくなりそうだ。
 このカラスガード、おそらく散歩や自転車のときにもこのまま装着してゆけば効果的と思われる。着脱がスムーズにやれるような改良も必要だ。