特に大きな節目ではないので、何もしない、という選択肢もあった。しかし、開業記念日と同じで、いつ何時「これが最後の記念日」となるやも知れぬ。互いが元気でいるうちにやっておきましょうや、ということで、昨年同様に自宅でつましく、という形に落ち着いた。
午前中に妻が自転車で買い出し。昨年はマグロの刺身がメインだったので、今年はカニでも…、と話していたが、あいにくいいネタがなかったという。昨年同様に普通の刺身となり、いただき物のサツマイモで天ぷらを揚げ、同じくいただき物の筍で煮物を作る。
花は妻がバラとカスミソウを買ってきたが、ワインは私が買ってくることになった。これは昨年のブログ記載に習ったもの。1年経つとすっかり忘れているが、記録はちゃんと覚えてくれている。
午後から今度は私が自転車でトライアルに出向き、サントリーの無添加ワインロゼを買ってきた。
夕食のテーブルに花や料理をざっと並べたら、昨年以上にゴーカである。花は300円でワインは400円、料理の分を加えても、かかった費用は外食の半分、いや1/3以下である。
それでいて家に帰る面倒さはなく、ゆっくり酒も飲める。加齢に伴って、特に夜に出かけるのが、だんだんおっくうになってきた。こうした記念日のあり方も、ごく自然な流れであろう。