2017年4月7日金曜日

スクリーン投影テスト

 先日ライブを依頼された近隣の小規模多機能ホームに、会場調査に行ってきた。以前に近くの地区センターに勤めていたM子さんが昨年9月から働いている施設で、地区センター時代には何度か叙情歌サロンの運営でお世話になっている。
「勤務先が変わりました」とのメールが突然あったのが昨秋のこと。いずれ私にライブをお願いするかも…、との話があり、それが実現することになった。

 依頼パターンからすると、ネット経由でも口コミでもなく、「以前に歌を聴いたことがある」という部類か。いずれにしても、依頼のタネはどこにでも転がっているということだ。
 場所は母の暮らす施設に近く、車で5分ほどのご近所感覚。この日は作ったばかりの映写スクリーンとプロジェクターを持参し、月末の花祭りライブに備えて会場の調査と、プロジェクターの投影テストを同時にやることになっていた。

 午前中は曇天だったが、午後からはカラリと晴れた。ライブ予定時間に合わせて14時に会場入り。完成間もない施設は明るくて広い。大きな西窓からは強い光が差し込んでいて、プロジェクター投影としての条件は悪い。

カーテンを閉じてもかなり明るい室内

 歌う場所は西窓前のテレビ横と決まったが、そのままの状態だと明るすぎて、歌詞はほとんど読めなかった。
 まず背面の窓のカーテンを閉め、次にスクリーンに近い位置の照明を消した。これでまずまず読めるようになったが、試しに部屋の照明全部を消してみると、かなり読みやすい。
 しかし、これでは暗すぎて安全上好ましくないそうで、部屋中央の安全灯だけは点けることになった。当日の天候にもよるが、歌詞表示の役割としては、ごく補助的なものになるかもしれない。
 家に戻ってから思ったが、横にある大型液晶テレビにタブレットPCを直結すれば、読みやすさは抜群だったろう。ただ、プロジェクター投影に比べて文字はかなり小さくなる。悩ましいが、当日もう一度試してみたい。


 帰宅後、先日作り替えたばかりの映写スクリーン生地の端布を使って、プロジェクター用具一式が収納可能な大きめのケースを作った。
 大きさは250×1400で、マイクスタンド専用袋より幅も長さも一回り大きい。映写スクリーンが少し上に飛び出すが、プロジェクター本体やケーブル類、三脚や設置スタンドまで、関連機材全てが入る。

 プロジェクター投影に関しては、今後「やるかやらないか?」の二者択一になりそうな感じがしないでもない。機材をあちこちに分散させるより、一括してまとめておくのがフットワーク面ではよさそうだ。