2017年4月1日土曜日

SDカードのCLASS

 連日のSDカードネタである。あまり知識がなかったが、SDカードには「CLASS(クラス)」という概念があるらしい。
 最初に壁にぶち当たったのは、デジカメで動画を撮影しようとしたとき。静止画撮影では問題なかったが、動画になるとCLASS4以上のSDカードでないと、撮影がうまくいかないようなことが取説に書いてある。
 調べてみると、CLASSは読み書き時のデータ転送速度を意味するらしく、最低は2で以降4、6、10と数値が増えるほど転送速度が速く、高性能。その分価格も高い。

 ちょうどライブ動画を盛んに記録していた時期で、余裕をみてCLASS6のSDカードを準備し、問題なく撮影できた。
 その後ライブ動画を記録する意欲は次第に薄れ、デジカメはもっぱら静止画像専用と化したが、今度はライブ音源をまめに録音し、時にはCDに焼いたりするようになった。
 録音には小型のICレコーダーを使っていて、内蔵メモリでは3時間の録音が可能。しかし、その音源をパソコンに取り込むにはWindows環境が必須で、普段使っているMac-miniには直接取り込めない。やむなくその都度バーチャルWindowsを起動させ、面倒な手順でMac内に音源ファイルを取り込んでいた。


 ICレコーダーにはマイクロSDカードがセット可能で、音源をSDカード経由で取り込めば、簡単にパソコンへ転送できる。さっそく試したが、なぜか途中で音源が途切れてしまい、どうしてもうまくいかない。
 そのとき、使っていたマイクロSDカードは最低レベルのCLASS2。取説に明確な説明がなかったが、どうやら音源の取り込みにもSDカードの転送速度が関わっているらしかった。
 しばし考え、最高速度CLASS10の8GBマイクロSDカードを550円で購入。このところライブ音源の記録もしばし途絶えていたが、新年度を迎えた今日、ようやく高性能SDカードのテストをやってみる気になった。

 結果は問題なく成功。CLASS10の威力は絶大で、録音時間も12時間半まで増えた。昨日修復したばかりのSDカードスロットも無事に一発作動した。
 昨秋にやり始め、半分終えた時点で頓挫してしまった3枚目のオリジナルCD作成作業、長い中断期間を経て再開しようかと思い始めている。