「中高年に読めるギリギリの大きさ(11ポイント)」「A4サイズ両面印刷に収まること」の条件から絞り込んだが、最も需要の多い「昭和歌謡ポップス系」「昭和歌謡演歌系」を表に、需要の少ない「J-POP系」「フォーク系」「唱歌系」「洋楽系」を裏面に印刷している。
最初に作ったのは2014年11月に近隣地区センターで実施した叙情歌サロンでのこと。当時の記録によれば、7ジャンル193曲あり、これがリクエスト曲一覧の原点である。
その後曲数を少しずつ増やし、路上ライブのチカチカパフォーマンスでも使うことに。最近では介護施設系ライブや公的空間でのイベントライブでも積極的に使い、新しいライブ展開へとつながっている。
小さな入替えは随時やっているが、最近になって同年代の音楽好きな女性から、内容について提案があった。いわく、「代表的な歌手の代表曲が欠けている」「全く知らないマニアックな曲が含まれている」。
とあるコミカフェで偶然知り合った方だが、幅広い好みを取り入れていて、よく出来ているリストだと、全体としては好意的な評価。しかし、細部に修正を加えれば、さらによいものになるのではないか?という、ありがたい忠告なのだった。
3月に入ってライブ数も少なくなり、いい機会だと修正を試みた。流動的な要素はあるが、現時点では以下のような曲の出入りがあった。
《新しく追加》
「for you…」「はがゆい唇」「あんたのバラード」「みんな夢の中」「昴-すばる-」「SACHIKO」「旅の宿」
《泣く泣く削除》
「今は幸せかい」「泣かせて」「アビーロードの街」「突然さよなら」「青春2」「やさしさとして想い出として」
結果として6増6減となり、総数315曲は変わらない。ジャンル別ではマニアックなフォーク系の4曲減が目立つが、同じフォーク系のメジャー曲を3曲増やしているので、全体からみれば大きな変化はない。
この種の見直しは今後もやっていく心づもりでいるが、問題はその基準。人の好みは実にさまざまなので難しい。ひとつの目安が「リクエストが出たら追加」「一度もリクエストが出ず、人前で歌っても反応が弱い曲は削除」というもの。
今回の見直しも概ねそれに沿っているが、果たして聴き手の反応や如何に?