ブログ用のネタにと、ちょっとした写真を台所で撮っていて、もっと強い自然光が欲しくなり、いったんデジカメをオフにした。
居間に移動してデジカメのスイッチを再度入れた途端、ランプが点滅してレンズが出なくなり、やがて「レンズエラーを検知…」などというメッセージが出て、シャットダウン。その後二度と復活する気配はない。
以前にも全く同じ症状でキャノンのデジカメが壊れた。調べてみたら、これが2014年5月のこと。以降、予備カメラの位置づけだったIXY210Fを本格的に使い始めたので、3年ほどで壊れたことになる。安価なデジカメの寿命としては、妥当なところか。
最初のデジカメを買ったのが確か20年近く前のことで、メーカーは京セラ。画素数は100万くらいで粗く、あまり役に立たなかった記憶がある。
その後、仕事用に富士フィルムのFinePixを買ったが、型番は不明だ。記録によると300万画素で現場写真撮影には充分だった、とある。
このカメラもフォーカスエラー頻発で使えなくなり、買い替えたのがPENTAX Optio E50。まだ現物も取説も保存してあるが、今回久しぶりに起動してみたら、露出機能が壊れていて、満足な写真が撮れない。
単3電池2本で起動し、電池の使用量だけは4段階で表示できるので、いまやバッテリーチェッカーとしての役割しかない。
次に買ったのが、キャノンPowerShot S95。1000万画素、F2レンズという高性能で、31,500円もした。3年半で壊れたが、暗い場所でもフラッシュなしで鮮明な写真が撮れ、さすがに価格だけのことはあった。
5代目デジカメ、キャノンIXY210F |
これまでのデジカメ遍歴をざっとまとめると、以下の通り。
・1997〜2003(6年):京セラ・100万画素くらい?
・2003〜2008.9(5年):富士フィルムFinePix・300万画素
・2008.9〜2010.11(2年):PENTAX Optio E50・810万画素_F2.8_10,450円
・2010.11〜2014.5(3年半):キャノンPowerShot S95・1000万画素_F2.0_31,500円
・2011.7〜2017.3(実質3年強):キャノンIXY210F・1210万画素_F2.8_13,000円
この20年で5台のデジカメを使いつぶし、満足に動くデジカメが1台もないという非常事態となった。あわててネット情報をかき集め、代替デジカメを画策。条件としては1000万画素以上、F2レンズで、価格は2万円以下である。
いろいろ調べたが、新製品ではこれらを満たすカメラは存在せず、やや型番は古いが、2012年製のキャノンPowerShot S110に最終決着。これまで最も使い勝手のよかったPowerShot S95の後継機種だが、当然ながら新品は入手不可能で、中古品である。
その分価格は安く、アマゾンで15,400円だった。1210万画素、F2.0で、撮った画像をPC等にWi-Fiで送信できる。あくまで中古品なので、何年使えるかは分からない。予備として安価なサブカメラも用意しておいたほうがいいかもしれない。