2017年3月11日土曜日

思いがけず復活

 1週間前に壊れたはずのデジカメ、キャノンIXY210Fが突如復活した。予想もしなかった出来事に、ただ驚く。
 きっかけは毎日訪問している同年代の方のブログから。閉じたまま開かないレンズ前のシャッターを自力で直した記事が載っていて、(もしや…)と思って、捨てずにしまってあったデジカメを取り出し、再度の修復を試みた。
 私の場合はシャッターが半開きになり、ジージー音がしてレンズが出てこない症状だった。「レンズエラー」の表示は要するに、レンズが出ないことに対するメッセージと思われた。

 そこでオンオフを繰り返し、タイミングを合わせてレンズの駆動部周囲を外側から指で押してみた。何度かトライするうち、突然ジーと音がして、レンズが飛び出してくる。エラーメッセージも消えた。もう一度オンオフを繰り返すと、普通にレンズは出入りする。
 試しに写真を何枚か撮ってみたが、何ら問題なく写せる。直った!


 理由ははっきりしないが、レンズの駆動部にゴミのようなものが詰まっていたか、あるいは単に器械的な引っかかりがあったのだろう。
 一時的なものなのか、器械部に何らかの損傷があって、また再発するのかは分からない。ともかくも、いまのところ故障前の状態に戻り、使えるデジカメが2台に増えたことになる。

 どのようなものにでもバックアップは必要で、ライブに使うギターや電子譜面用のタブレット、あるいはPAやパソコンに至るまで、同性能のものを常に2つ持つよう心がけている。
 ライブ直前に片方がダメになったことは過去に何度かあったが、おかげで依頼先に迷惑をかけたことはない。デジカメはなくてもライブは演れるが、新しく買ったデジカメの性能がなかなかよいので、不幸中の幸いと考えよう。
 思いがけない復活にすっかり気をよくし、午後から妻と回転寿司昼食会に行く。先日の確定申告作業時に私が気づき、妻の歯科治療費が、これまた思いがけず戻ってきたので、今日は妻の奢り。大腸内視鏡検査も無事に切り抜け、普段よりも多く食べた。

 帰路に札幌でも評判のスイートポテトを売っている店に寄り、大きめの品を1本買う。九州の実家に帰省中の長男のお嫁さんに送るホワイトデー用で、昨年初めて贈って大好評だった。
 その足でトライアルに行き、函館産のサキイカの大袋も買う。こちらは男性用だ。両方を60サイズの段ボール箱に入れ、重さを980gに調整して梱包。念のため、小さな保冷剤も入れた。
 土曜なので集配局まで行って「定形外郵便」として出す。同じ条件下でゆうパックの半額と安く、しかも2日で届く。これはお得だ。