脚立と延長用のハシゴをまず車に積み込もうとしたが、ごく普通のワゴン型乗用軽自動車なので、後部座席2つを倒しても手製の延長ハシゴが入らない。以前にも運んだ記憶があるので、助手席を前方ギリギリまで移動し、背もたれを倒した。
ようやく全てが収まる。作業用のズボンに帽子、コーキング剤にコーキングガン、不凍液、実家周辺の雑草を枯らすための除草剤など、忘れ物がないよう指差しで確認する。
実家には30分弱で着く。すでに姉が待ち構えていて、まずは傷んだ場所の確認。数年前にも処置しているが、経年で劣化が進んだ。
持参のスクレバーで傷んだ部分を除去し、コーキング剤で埋める。あくまで対症療法に過ぎないが、何もしないよりは、はるかにマシ。
傷みのひどい場所を重点的に補修したが、最も高い場所でも1階窓上端だったので、結果として延長ハシゴは使わずに済んだ。コーキング剤1本を使いきったが、危険な箇所はだいたい終わらせた。
その後、家の中に入って、水回りの排水トラップに不凍液を補充する。自然乾燥でいつしか減ってしまうので、定期的にやる必要がある。
1時間ほどで全作業終了。姉が立替えていた実家の町内会費も1年分をまとめて精算した。気温はそれほど高くなかったが、昨日の路上ライブに続く外作業なので、ちょっと疲れたらしい。帰宅後に予備ベットで1時間ほど仮眠。
実家の定期メンテナンスも、子としての大事な務めである。