外したドアはただちにバスタブに浸しておき、時折水や熱湯をヤカンやシャワーで枠上端から注入。直後に叩いたり揺すったりすると、下端から大量のアリの死骸や巣の材料が出てくるが、それが一向に沈静化しない。
業を煮やして、ドアヒンジ側の枠上端にあるキャップを外し、中に棒を入れて直接掃除することにした。棒は窓掃除用のスクレーパーで、長さは充分ある。先端にはウエスを巻きつけて念を入れた。
しかし、ゴミや死骸はたいして出てこない。それでは毎日流れ出てくる死骸や新たなアリは、いったいどこから?
もしやと思い、反対側の枠に水や熱湯を注入してみた。すると、こちらからも大量のゴミやアリの死骸、そして卵が流れだす。どうやらドア枠全体がアリの巣と化しているらしい。
やむなく、今度は反対側の枠を中心に注水作業を断続的に継続。浴室を使っていないときは、もちろん外してバスタブに浸けておく。
注意深く観察していると、毎日4〜5匹のアリが枠のどこかから忍び出てくる。行き場がなく、元気もないので簡単に手でつぶせるが、こんな繰り返しが延々続いている。
反対側の枠には錠前があり、両端のキャップも簡単に外せないので、直接の掃除はできない。推測だが、枠のどこかに卵が大量に産みつけてあり、それが日々孵化してくるのではないか?
ドアは「水攻め」で孤立化しているので、外部からの出入りは一切できない。エサもつき、いずれは卵からの孵化も沈静化するはずだが、「アリの巣に残った卵が孵化を終えるのに10日はかかる」と、以前に読んだ記憶がある。
今日は注水作業によるゴミ芥の流出もかなり少なくなった。あと数日で決着がつくと信じたいが。
カラス襲撃と毎日のアリの巣対応、そして頻発する弾き語りライブの諸問題など、このところ気が滅入る出来事が続いている。
悪いことが続けざまに起きることは、経験的によくある。解決には「時薬」が必要だ。落ち込んでいても仕方がないので、今日は気分転換にと、妻と平日90円寿司を食べに行った。帰りには滅多に行かない隣市にあるイオンまで足を伸ばす。
以前は衣料品の品揃えが野暮ったく感じたが、かなりアカ抜けた雰囲気に変貌していた。自宅への最短ルートも発見。グーグルマップで調べてみたら、わずか5キロしかなく、自宅からは最も近いイオンであることが判明。
いつも行くトライアルや平日90円寿司、イトーヨーカドーやジョイフルAKからも近いので、周遊コースに加えてもいいかもしれない。