2016年7月11日月曜日

ようやく散歩再開

 6月から自宅近くのアカシア大木で子育て中だったカラスが、最近になってようやく巣立ちを完了しそうな気配になってきた。
 妻はまだ用心して朝のゴミ出し時には防御用の傘を持参しているが、このところヒステリックな鳴き声はなく、低空飛行での襲撃もないという。一昨日は自転車で買物に出かけたが、行き帰りに襲われることはなかったとか。

 私は妻よりも嫌われている感じがするので、まだまだ油断していない。近所に回覧板を回す際は常に傘持参。家庭菜園の手入れをするときも、普段とは違う帽子をかぶって変装。少しでもカラスのダミ声が聞こえると、さっと物陰に退避する。


 カラス騒動のあおりで、このところずっと散歩からも遠ざかっていた。軽い引きこもり状態だが、歩かないのはとにかく健康によろしくない。運動不足のせいか鈍い腰の痛みが続いているし、ストレスも溜まって不整脈が再発する。
 今日は天気もよいので、思い切って傘持参で散歩に出かけた。カラスの営巣する木とは反対側の南ルートを通ったが、それでも時に襲われる。本当にしつこい被害妄想カラスだ。

 南から西側に抜けて、西を流れる川の土手沿いの道を歩く。車は通れないので、すれ違う人は稀。カラスもさすがにここまでは追ってこない。
 橋を渡って反対側の土手にある遊歩道に出る。最近になって開拓した、新しい散歩道だ。深い緑に覆われていて、休憩するベンチや東屋もあって落ち着ける。
 ぐるっと回って自宅に戻ったら、30分が経過していた。距離にしておそらく3キロほど。歩数に換算すると、4500歩前後か。
 過去の歩数計記録によると、自宅にへばりついていても2500歩くらいは歩いているから、合計で7000歩。1万歩には及ばないが、健康維持目的なら、これで充分だろう。
 自宅の出入りの際には、いつでも傘を広げられるよう構えていたが、幸いに襲ってくる兆しはなかった。まだ気を抜いたわけではないが。