2016年7月17日日曜日

変装して草刈り

 朝からパッとしない天気で、雨は降ってないが、風が強い。気温も20度を切って肌寒い。ふと思い立った。(草刈りのチャンス到来では…)
 前回の草刈りから2ヶ月近くが経ち、自宅周辺はすっかり雑草に覆われている。とうに2度目の草刈りを実施すべき時期だが、6月中旬から悩まされている子育て被害妄想カラスの襲撃が恐ろしく、とても外で作業する気分にはなれずにいた。

 しかし、カラスの子育てもそろそろ終盤。最近は巣を留守にすることも多く、以前より危険度は下がっている。風が強いせいか、今日は鳴き声も聞こえない。気温が低いので外作業には絶好だし、風で刈った草も吹き飛ぶ。
 それでもまだカラスが怖く、いつもとは違う帽子をわざとツバを後ろにしてかぶり、メガネの上から保護用のゴーグルをかけた。ズボンも上衣も普段あまり着ない作業用タイプに替える。
 つまり、カラスには有効と言われている「変装」の術である。

真後ろの方角にカラスの巣がある

 外に出て素早く作業開始。カラスの巣は間近だが決して見上げたりせず、常に巣に後ろ向きの姿勢で作業した。
 危険度の高い車庫北側の空地は、気付かれないうちに真っ先に作業。途中でカラスが盛んに警告の鳴き声を発し始めたが、知らぬふりで作業を継続。そのせいか、以前のように舞い降りて威嚇に来ることはなかった。
 30分ほどで東側の草刈りは無事に終わった。カラスがやってくる気配はないので、残っている外作業を一気に片づけることにした。
 庭木の剪定をし、伸びて外壁の一部にからみ始めたナツヅタも剪定する。2度目の種を蒔いた枝豆のペットボトルカバーを外し、外ムロの内部もきれいに清掃した。

 ふと見ると、西側のラズベリーが色づき始めている。さっそく採取して、ヨーグルトと共に夕食後に美味しく食べた。
 西側の草刈りがまだ残っているが、カラスの様子を見ながらボチボチやることにしよう。