2016年7月29日金曜日

母の話し相手

 ここ数日、激しい風雨が続いていたが、午後になって長い雨がようやくやんだので、溜まっていた用事を片づけるべく、車を出す。
 まずは母の暮らす施設に行き、今月末で切替えとなる保険証2種類を施設事務局に届ける。来たついでに母の様子を見に食堂に行ってみると、いつもの席にはいたが、普段と違ってテーブルには同年代の入居者4人が固まって座り、談笑している。
 母はめざとく私を見つけ、すぐに名前を呼んだ。しばしの時間を要した前回とは大違いだ。

 どうやら施設内に親しい友人ができたらしい。増築によって入居者の数は母が入居した時期より、かなり増えているのは間違いない。週一回利用している施設内デイサービスででも知り合ったのだろうか。
 元来が話し好きなので、母の表情は生き生きとしていた。話が弾んでいる様子なので、少しだけ話をして退散。こんなときに息子の出る幕はない。
 身近に身内以外の話し相手ができたのは、母にとって幸せなことだ。表情にもそれが現れている。


 その後、ホームセンターに寄って切らしているコーキング剤を調達。暖房ボイラを交換して出力が大きくなったので、周辺の壁に不燃材を貼ろうと思い、材料の下見をした。候補は多種あったが、ボイラ側の手作りタンスにすでに貼ってある4ミリ厚の石綿スレートが、やはり手ごろのようである。
 ホームセンターの隣にある郵便局で来月分の生活費等をおろす。今月はなぜか生活費が4千円も余ったので、来月分は少し少なめにした。