2016年7月24日日曜日

爪甲剥離症かも?

 10日ほど前のこと。素手で家庭菜園の手入れをしていて、左手中指がチクリと傷んだ。どうもトゲが刺さったらしい。よくあることなので、手を洗ってトゲを抜き、そのままにしておいた。
 数日経って、患部の爪先端が白くなり、浮き上がっているのに気づいた。先のトゲが原因のようだったが、これまたよくあることなので、日にちが経てば回復すると思っていた。

 ところが、何日経っても白い部分は消えない。理屈では爪が伸びるに伴って、肉の部分が押し上がってくるはずだった。ところが、反対に白い部分が広がってゆくような気がする。これは大変だ。



 真っ先に疑ったのは、爪の水虫。すでに薬で完治したが、以前に右手人差し指の爪が水虫になり、かなり苦労したことがある。
 足の水虫を手入れしていて、白癬菌が移ったのが原因と医者に言われていたので、以降は爪切りを使ったあとは必ずライターの火で殺菌消毒し、足の水虫を治療したあとも、石鹸でていねいに洗うよう心がけていた。

 しかし、当時の水虫とは微妙に症状が違うように思える。ネットで調べてみると、似た症状の人がごくわずかにいて、写真つきで詳しく解説してあった。
 それによれば、どうやら「爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)」と呼ばれる爪の病気らしい。原因はいろいろあって水虫菌も引き金になり得るらしいが、最も可能性が高いのは、やはりトゲなどの外的要因から。雑菌が爪に入り込んで炎症を起こすことが原因のようだ。
 右手の爪だとギターのアルペジオ奏法に重大な影響があるが、左手もギターの弦を押さえる際、かなりの負荷がかかるので、影響がゼロとはいえない。
 いまのところは写真のような状態で、白い部分が3ミリほどもある。土中の何らかの菌による可能性が高いので、水虫用の抗菌剤を毎日塗っているが、果たして治っているのかいないのか?

 このまま広がらないことを祈るが、爪の病気は他の体調不良のサインとも言われてるので、不安だ。
 カラスやら蟻、ライブの不調など、トラブルは時に重なって起こるもの。復活の兆しも少しはあるが、まさに弱り目にたたり目である。


《2016.12.22 追記》
 その後5ヶ月が経過。爪の剥離部分は、消えたかと思えば別の場所に発生を繰り返したが、下記のような自己流療法を根気よく続けた結果、ほぼ気にならない程度にまで回復した。

1)一般の皮膚病の薬は一切つけない。
(当初、水虫の薬をつけたが、すぐに中止)
2)水仕事は極力避け、やむを得ない場合は台所用のゴム手袋を使用。毎日の食器洗いと夜の歯磨きには、必ずゴム手袋を使った。
3)爪を傷めやすいDIY作業や畑仕事、観葉植物の手入れなどには、薄手のゴム軍手を着用。
4)乾燥がよくないとの情報を得て、爪の先端部にハンドクリームを日に4〜5回ほど塗った。
5)入浴前にはハンドクリームを念入りに塗り、爪をお湯に浸けないよう努めた。