チカチカパフォーマンスにおける記録写真は、これまで手製の一脚棒を使ってきた。一時は譜面台の下半分を脚代りに使っていた時期もあったが、その後キャリーカートの持ち手に簡単に固定できるタイプに改良を加え、同じ一脚棒をリクエスト一覧掲示用としても併用してきた。
最近になって会場備えつけのマイクを使う機会が増え、電子譜面を使う関係から、マイクスタンドだけは手持ち分を持込み、マイクホルダーは融通のきくクリップ式を新たに買った。
クリップ式ホルダーを見てふと思いついた。
(デジカメをはさめば、マイクスタンドが三脚代りに使えるのでは…)
さっそく試すと、何ら支障なく写せる。さらに閃いた。
(普通のマイクホルダーにもデジカメが固定できるのでは…)
偶然だったが、手持ちの薄いデジカメとマイクホルダの溝とがぴったり合う。セルフタイマーを使えば、三脚代りとして充分使える。マイクスタンドの特質上、高さや角度は自在に変更可能で、これまでの一脚棒よりも使い勝手はむしろいい。
機材がひとつ減ることになり、さっそく次回のチカチカパフォーマンスで試したい。リクエスト一覧は、マイクスタンドの中間部に吊すことで何とか代用できそうだ。
ところで、上のデジカメの写真は電子譜面用のタブレットを使って撮った。解像度を1600x1200に設定したが、デジカメに比べると極端に質が落ちる。
デジカメとタブレットの値段が同じ1万円なので大きな期待はできないが、これならガラケーに内蔵のカメラのほうが、まだマシかもしれない。