2015年1月23日金曜日

アルミ製スコップを修理

 一昨日の車庫屋根雪下ろしで、根元からポッキリ折れてしまったアルミ製スコップを修理した。
 アルミ製の先端部に木製の柄が3本のリベットで固定されている。うち1本は貫通式で、残り2本は埋め込み式。
 まず埋め込み式の2本が脱落してしまい、最後に貫通式の1本も穴から外れてしまった。

 固く凍った雪塊をテコの原理で押し割った際、負荷に耐え切れなかったのが破壊の直接的原因。幸いに先端部に大きな損傷はなく、柄にも欠損はない。買って3年目だが、固定さえ頑丈にすれば、まだまだ使える。
 リベットや釘では同じような負荷に耐えられないことは明白で、ボルトとネジで代替することにした。


 最も重要な貫通ボルトは、手持ちのM5ボルトが先端部の穴にピッタリだった。長さも40ミリでちょうどよい。
 柄に残されたリベットは撤去せずにそのまま残し、柄を180度回転させて、穴と干渉しないようにする。柄は現状より1センチ深く押し込み、固定用のドリル穴は古い穴から完全に外れるようにした。


 貫通穴から60ミリほど下に離れて左右についていたリベット用の穴には、手持ちの太い木用ビスで固定。ぐらつきは一切なくなり、試した限りでは問題なく使える。

 プラスチック製に比べてアルミ製スコップは雪をすくう量は劣るが、強度では抜群。硬い雪の除雪には欠かせないアイテムだ。
 我が家にしてはかなり高価な買い物だった記憶があるが、買い直しを回避し、買ったときよりも頑丈になったはず。
(その後、2024年3月まで使って問題なし)