断線部の補修でどうにか33個まで復活させたのが一昨日のこと。その後、LED電球の被覆を1個ずつ外して2本の導線を露出させ、絶縁カバーつきのニッパーで擬似的に回路を短絡(ショート)させてみることにした。
もしこれで光が戻ったら、当該の電球が切れていたことになるはずだったが、何せ点灯しない電球は全部で40個もあった。順にやってみて、どの電球で復活するか分からないし、仮に2個以上が同時に切れていた場合、全くの無駄骨ということになる。
地道な作業をコツコツ始めたが、何と3個目くらいでいきなり電球の多くが復活した。早くもビンゴである。喜んで当該の電球を除去し、回路を直結する。
復活したのは、光量が極端に弱くなっていた電球で、計31個。それまでの分と合わせると、合計64個の電球が完全復活した。執念の作戦、大成功である。これにより、少なくとも今シーズンの買い替えは必要なくなった。
その後、残った電球を順に短絡させてみるが、残念ながら最後までやっても、今度は復活しなかった。おそらくは同じ系列の中で、2つ以上が同時に切れているのだろう。
調べてみると、全体100個の電球は、3つの系統に分かれていることが分かった。復活したのは2系列分で、およそ2/3。不良部分は残りの1系列で、全体の1/3。この系列を取り出していくつかに分割し、順に電流を流してテストする手段もあったが、さすがに面倒なので諦め、取り出して廃棄することにした。
さっそく玄関前車庫&物置の天井下に設置したが、光量としては2/3でも充分美しい。消費電力は電球数が減ったことにより、8Wから5Wへと減少。夕方17〜19時まで2時間程度点灯する予定なので、1日の電気料金は、およそ0.3円。(30円/Kwhで試算→電気料金値上げ後)
冬期間の11〜2月に点灯するとして、120日間の全費用は36円である。ささやなか額だが、厳しい北の冬に、暖かな潤いを与えてくれるのだ。