2014年11月14日金曜日

2台目のタブレットPC

 かねてから検討中だった予備電子譜面用のタブレットPCを、ついにアマゾンで買った。前回に引き続き、中国製の通称「中華Pad」を選択。通信機能つきにすべきか迷ったすえ、結局はシンプルなタイプをチョイス。
 初めて買った2年半ほど前の機種に比べると、CPUもOSも格段の進歩。反対に価格は半分ほどに下がっていて、配送料込みで9,950円で済んだ。

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Colorfly E708 Q2/16GB/RAM1GB/IPS液晶/Android4.2

 さっそくセットアップ開始。レターパックプラスで送られてきた関係か、バッテリ残量はゼロで、まずUSB端子からの充電から始めた。端子仕様がこれまでのminiUSBではなく、microUSBに変わっていたが、専用の1mケーブルが添付されていた。
 およそ3時間で充電完了。発送前に完全に日本語化されていて、グーグルクロームやpdfビューアなどの主要アプリもインストール済み。2台目ともあって戸惑うこともなく、サクサクと作業は進む。Wi-Fi接続も問題なく、30分ほどでセットアップは終わった。


 まずブラウザを起動させ、インターネットに接続してみた。これまでの機種は接続速度が極度に遅く、まるで使い物にならなかったが、今回の機種は速い。PCと全く変わらない体感速度で、スイスイと閲覧できた。
 グーグルアカウントで共有されているので、ブックマークやメール、カレンダーも完全同期。これなら外に持ち出しても支障なく使える。

 続けて電子譜面を試してみた。こちらは速さはあまり要求されないので、これまでと大きな違いはない。解像度が1024×600から1280×800に上がったので、より緻密に見えるのが違いといえば違いか。
 最後にアンチウィルスアプリと、電子書籍用のアプリ「青空読手」をインストールして終了。電子譜面と電子書籍に特化した使い方にしようと思っているので、ゲーム等の他のアプリは入れる予定がない。

 マイクスタンドに取り付けてある電子譜面ホルダーにもセットしてみたが、厚みや短辺寸法はこれまでより小さいので問題なかったが、幅が1ミリ長いその分、入りにくい。内貼りしてあるフェルトを起動スイッチとぶつかる分だけ削ったら、ぴったりはまった。
 液晶明るさ50%弱、Wi-Fi接続で連続1時間20分使って、バッテリは40%減。電子譜面使用時はWi-Fi接続を切るので、満充電なら3時間は使える感じだ。
(その後、液晶50%弱Wi-Fi切断でpdfを断続的に閲覧し、満充電から残13%になるまで合計4時間20分の使用を確認)

 サイズはこれまでと同等だが、重さが50g減ってわずか260g。普段チカチカパフォーマンスで持参するA5サイズの予備紙譜面が、合計でおよそ300gある。つまり、非常時バックアップとしては、これまでよりも軽量で高機能となったことになる。
 電子譜面用タブレットが2台になり、リクエストライブに対する一抹の不安がようやく解消された。今後は新しいタブレットをメインに使っていきたい。