2014年11月18日火曜日

タブレットケースを自作

 2台目のタブレットPCのケースがないので、買おうか作ろうか迷った。1台目はキルティングの端布で自作したが、生地の手持ちがない。
 アマゾンで合成皮革製の7インチ専用タブレットを発見する。シンプルで高級感があり、送料込みでわずか200円。思わず買いそうになったが、ぐっとこらえた。皮の材料は手持ちがあり、自分で作れそうな感じがした。


 サラリーマン時代に、弁当や本を入れて毎日通勤に使っていた本革製の鞄があった。弁当のシミがついたりして傷んだので、15年ほど前にズームレンズ付き一眼レフを買った際、ケースに作り変えた。
 デジカメの急速な普及により、そのフィルム式一眼レフそのものに出番がなくなって10年近く。カメラはともかく、ケースはタブレットケースに再度リメイクできそうな気がした。

 さっそく引っ張りだして、まずバラバラに分解する。こんな難しい形状の物をよく自分で作ったと感心してしまうが、一番大きなパーツがどうにかケースに転用できそうだった。


 薄い長方形なので、カメラケースに比べると作業は実に簡単。普通、皮の縫い合わせは専用の針と糸を使い、それら道具一式もちゃんと持っている。
 しかし、以前にギターストラップを自作した際、運針を手回しで少しずつやれば、ミシンでも充分可能なことが分かっていた。形状がシンプルな今回も迷わずミシンを使用。

 皮の長手方向の寸法が足らず、一部に切欠きができてしまったが、入口となる部分に別の細い皮をボンドで固定することで、どうにか隠した。
 入口には同じ皮で三角形のベロを接着し、ちゃんと蓋もできる。これまでの布製ケースとはガラリ雰囲気が変わるが、ちょっとオシャレ。持ち運ぶときはこちらを使おうかな。
(その後、三角形のベロはとってしまい、蓋なしで使用)