2014年5月7日水曜日

亡き父の七回忌

 亡き父の七回忌を執り行った。末っ子だが、男一人の長男。会場の予約や案内、お坊さんの手配など、全てを取り仕切る必要がある。

 命日がGW終了直後の5月7日なので、混乱を避ける意味もあって、過去の法事はすべて命日に実施している。
 これまでは実家の和室を会場にしていたが、数年前の屋根漏水事故のダメージが室内に残っており、母も施設に移って不在。今回は墓のある霊園に附属の礼拝所を借りてやることにした。


 予約や食事の手配は昨年秋に済ませてあり、参加者も子供や孫など、ごく少数。前日までは風邪っぽい症状が続いていたが、懸命の調整で、どうにか体調は戻した。

 前日から札幌入りしている遠方の姉をまず車でホテルに迎えに行く。その後、2台の車を実家に回して、他の姉2人と合流した。末の息子がGW休暇を1日延長し、車と共に参加。父の法名を記した法名軸は、事前に姉が実家仏壇から持ちだして持参した。
 そこからおよそ1時間かけて、霊園に到着。予定ちょうどの11時から法要が始まり、30分ほどで終わった。私同様、お坊さんも風邪で体調を崩したとかで、お経の声がやや途切れがちだったが、ともかくも無事に終わった。
 その後近くにあるお墓に移動し、全員で墓参り。予報通り、雨がパラついてきたが、傘を多めに持参していたので、危うく難を逃れる。

 12時少し前から、礼拝所に隣接するレストランにて、予約してあった幕の内弁当をいただく。食べきれないほどの量で、一部をパックで持ち帰ることにした。
 14時ころに実家前で解散。事前に作ったタイムスケジュールとほぼ同じ進行で、翌日に仕事が控えている息子は、ただちに勤務地のある街へと去った。しばらく母と面会していない遠方の姉を中心に、私の車で母の暮らす施設へと向かう。

 全て終わって一息ついたのが、16時過ぎ。慣れぬ早起きと優れぬ体調のせいもあってかなり疲れたが、子としての役目はどうにか果たせたと思う。初めて利用した霊園の礼拝所は、法要と墓参、食事等一切が一度に済んでしまうので、思っていたよりも快適だった。
 順番からすれば次は十三回忌ということで、6年後の70歳。どうにか生き延びていれば、のハナシであるが。