2014年5月2日金曜日

字下げ

 新ブログ「Blogger」への移転で、目下ひとつだけ困っていることがある。「字下げ」の処理である。

「字下げ」つまりは、文章の行頭の1文字をひとつだけ下げて、空白を入れることだが、一般的なテキストアプリケーションや、これまでのジオログでは普通にできたことが、なぜかBloggerの編集画面に限ってできない。
 新規の記事を書き込む際には普通にできるのだが、いったん書き上げた記事を修正しようとすると、画面に表示されるのは、行頭の空白が全て消え去った読みにくいテキスト文。その都度空白を入れ直さざるを得ず、これがかなりの手間である。
(厳密には、なぜか冒頭の字下げのみは保持されている)

 文章を書く行為は20代の頃からずっと続けてきたが、段落毎に「字下げ」をすることは、正しい文章を書く際の基本中の基本だと学んだ。
 インターネットの普及で、特にメールやブログ等で、この「字下げ処理」を無視した文章にもよく出くわすようになったが、自分に限っては、ずっとこだわってきた。


 推測だが、Bloggerはアメリカのグーグル社が管理運営しているブログである。英文には日本語文のような「字下げ」の概念がそもそもない。だから過去記事の編集処理で、英文にとっては意味不明?の冒頭空白を、単なる書き間違いと捉えて、自動除去処理してしまうのではないか。
 気になって他のサイトのテキスト記載法を調べてみたが、ヤフーを始めとする大半の大手ニュースサイトでは、ごく普通に「字下げ処理」をやっていて、ちょっと安心した。
 ただ、多くのニュースサイトでは段落ごとに1行の空行を同時に設け、より読みやすくなる工夫をしている。

 日本語文の「字下げ」は、もともと読みやすさを求めての配慮だったはず。今後は「字下げ&空行」が同時セットとして取り扱われてゆく可能性が高い。このブログでも、今後こうした記載を意識したいと思う。

 ブログ移行の進ちょく率は現段階で、1500/2500。順調なので、今日は午後から気分転換として妻と買物に出かけた。
 いつの間にか庭のレンギョウが満開で、快晴の青空に映えている。しばらくライブの予定がなく、普段は歌えないマニアックなフォーク系の歌を、誰も聴き手がいない空間で歌っているが、この気ままさ加減もなかなか悪くない。
・その後の調べで、上記の「字下げリセット」の問題は、投稿時のモードが「HTML」の場合のみ発生する現象で、モードを予め「作成」に切り替えておけば、回避されるようです。

・さらなる追加情報。「作成」モードでも、直前の画像配置を「中央揃え」にすると、以降のテキストに「字下げリセット」が発生することがあります。この場合、以降の全テキストをいったん強制的に中央揃えにし、直後に左揃えに戻すと、回避できます。

・「字下げリセット」が発生しているか否かは、アップ前に「プレビュー」画面で確認できます。