2014年5月25日日曜日

風対策

 3日前の夕方からカッコウが鳴き始めたので、苗植えや種まきの時期到来である。まずは買ってしばらく家の中に置いてあった大葉(青シソ)の苗を、菜園の東端に植えた。
 まだ気温の低い日も多いので防風と低温対策として周囲に4本の支柱を立て、そこに筒状にしたビニール袋をかぶせる。苗の周囲には乾燥防止のため、枯葉を敷き詰めた。

 だいたいこれで育つはずだが、この地区は非常に風が強く、時に強風であおられてビニール袋ごと支柱が傾く。苗に大きなダメージを受けることもあって、毎年風のあとは処置に追われていた。
 そこで今年は張り替えた外壁の残材端部に穴を開け、補強として上から支柱に差し込んだ。全体が風に押されて飛ばされる可能性もなくはないが、効果に期待しよう。


 同時に、東南角にあるクレマチス(テッセン)の風対策も施す。
「寄らば大樹の陰」とばかりに、いつも風にやられてダメにしてしまうクレマチスの苗を、今回は南東角の太い楓の陰に植えた。
 陽当りには問題なく、ちゃんと芽も出て順調に育っているが、まだ不安。そこで同じ残材の先端を尖らせ、周囲に打ち込んだ。まだ一度も花を咲かせたことがないクレマチス、これまた効果に期待している。
(後日談)
 この対策を施した翌日に、最大風速16メートルの強風が2日間にわたって吹き荒れた。悪いほうの予想が当たって、苗周囲の囲いは支柱ごと大きく傾き、修正を余儀なくされた。

 まず支柱を一回り太いタイプに変え、風圧を避けるべく、ビニールの囲いを下に畳んで低くした。木材の水平補強材は太い支柱に対応できるよう、端部をV字形に加工。2本の補強材中央はビスで固く止めた。いまのところこれで何とか耐えている。