夕方になると風が強くなり、気温もさらに下がってきた。食材を炭火で焼くだけ焼いて、食べるのは家の中でも、と妻はいうが、やはりBBQは焼いたその場で食するものだろう。
夕方の定例弾き語り練習を早めに切り上げ、以前に数回やったシートによる「風よけガード」を急きょしつらえることにした。
風は北から吹いていたので、風よけはデッキ北側に設営することに。ウッドデッキの一部にビスを止め、シートのリングにゴムひもを結んで仮止めする。同じ要領でデッキを囲うようにシートで巻いた。
案外すんなり終わって、18時10分前から火おこし開始。いつものように一発で火が点き、18時から食材を焼き始めた。
最高気温が平年より3度も低く、風も推定3~4メートルはあったが、防風シートの威力は絶大。長袖シャツは羽織ったが、BBQ自体には何ら支障なく、1時間弱で食材の大半を美味しく食べきった。
「今日は炭火がよかった」とは妻の弁。不意の天災に備え、炭火の備蓄は常にあるが、昨秋に買った今回の炭は形が大きく、火がいつもより長持ちしたのが特徴。安い品だが、たまたま当たった。
それにしても、この日のような悪条件下でもやり方次第では、普通にBBQがやれるということ。要はヤル気だ。