午後から長い間の懸案事項だった、古いアナログ写真の整理を一気にやった。その数ざっと100枚以上。
調べてみたら、1995年あたりから全くの未整理状態で、すでに18年が経過している。仕事関連の工程写真は日付入で現場毎にきちんと整理されているが、問題は家族や趣味関連の写真だ。
デジタル写真に切り替えた2005年以降は、年月日順にファイル名をつけ、ストレージサービスのDropboxに随時保存済み。いつでも閲覧取り出しが可能で、仮にパソコンがクラッシュしても、データ損失の心配はない。
基本的に1枚しか存在しないアナログ写真の管理は、自分の年齢のことも考えると、非常に難しくなりつつある。夫婦がこの世から消えたあとの処分は子供たちに任せるとして、袋に入ったままの山積み状態では、判断にも困るだろう。
せめて日付順にアルバムに貼っておこうかと思い立った。
実はかなり前からアルバムと「コーナー」と呼ばれる貼り付け備品は準備してあった。大半の写真の裏には、色鉛筆で撮影年月を記してある。あとはやるだけだったが、なかなか踏ん切りがつかなかった。
世間がお盆休み中のいまこそ、過去を振り返りつつ粛々とやる時期なのではあるまいか。
アルバムはフリー台紙ではなく、安くて書き込みが自由にできる紙台紙タイプをずっと使っている。写真を日付順にざっと整理し、残っているアルバムの頁数と突き合わせてみたら、ギリギリで間に合いそうだった。
コーナーは36枚貼れる144片入の品を100円ショップで見つけ、2セット買ってあった。古いコクヨの製品も残っており、こちらも足りるはずだった。
重複する写真を思い切って処分したり、懐かしい思い出にふけったりして手間取り、全作業を終えたのは深夜。コーナーはコクヨ製の2箱がまるまる残ってしまったので、2片のみで仮固定してある古い写真に追加貼りすることにした。
アナログ写真によるアルバムのよいところは、家族で囲んで、ああだこうだ思い出話に花が咲くこと。デジタル写真の場合、PCからスライドショーを使うことになるが、いまいち味気ない印象がする。
ともかくも、長年の憂いが晴れてスッキリした。